アメリカ西海岸外食店視察記⑦

1917年に開業したグランドセントラルマーケットはロサンゼルスダウンタウンのど真ん中にある老舗市場。どちらかと言えばヒスパニックとアジアの利用客が多いように見受けられる。

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マーケットの中もメキシコ料理やメキシコのパン屋、中国系の野菜や点心店などが多い。フードコート形式の飲食店もたくさんあってランチ時は大にぎわい。

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どの店のものでも好きな場所に座って食べることが出来る。食べなくて休憩していてもかまわない。
本格的なコーヒーを楽しめるバリスタがいるカフェも数店ある。中でも中華カフェ?が大人気でしっかり醤油味がついたチャーハンとラーメンのセットが名物らしい。味はたいしたことない・・

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ローラも大好きの最近日本でも人気のエッグスラット(マッシュポテトにタマゴを入れて湯煎したものにガーリックトーストが添えてある)のお店は今やLAでは言わずと知れた有名店。最初はトラックで販売していたらしい。

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特にどおってことのない味だけど現地の人はあまり食べておらず中国人観光客には大人気のよう。SLATはちなみに「ふしだらな女」の意味。

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2012年オープンのG&Bコーヒーはアメリカ屈指のコーヒー専門家が作った店。エスプレッソが美味しいので有名らしい。数種類のホコーヒーとエスプレッソを組み合わせるコンボメニューも初めて見た。

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ディナータイムにはカルバーシティーにある感度の高い映画製作者やプロデューサーが集まる最先端焼肉店の「HANJIP」を訪問。

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打ちっぱなしの外観が特徴。韓国料理はコリアタウンにたくさんあるがすべて在住韓国人向けに作られておりアメリカ人向けの判りやすくて食べやすいスタイルはあまりなかった。

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焼酎をマンゴーやアップルなどいろいろなもので割って自分でカスタマイズしたりこだわりのワインやクラフトビールをたくさん取り揃え料理は定額のセットメニューを作って提供。ランチは18ドルでディナーは25ドルまたは30ドル。好きな種類の肉を好きなだけ注文出来るという日本のワンカルビのようなスタイル。25ドルと30ドルの肉の差はリブアイとプルコギと数種類の海老が入っているかどうか。

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綺麗なサービススタッフさんが丁寧に接客してくれる、くりぬいた西瓜の中にパチパチ音のするキャンディーを入れてjinnroの焼酎を流し込んで作るフルーツポンチのような名物カクテルは20ドル。

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最初に数種類の前菜登場。牛の骨髄をとうもろこしに混ぜていただく濃厚な味の「Bone Marrow corn cheese」は15ドル。

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タンを注文すると凍った状態のものが大量に運ばれて鉄板の上でに大量に焼かれる。一枚ずつ焼き上げる感覚はアメリカ人にはない。

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期待していたブリスケはそんなに美味しくはなかった・・

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此方の店のシグニチャー商品のトマホークステーキ150ドル。プライムビーフのリブアイを熟成させているらしい。丁寧にお店のお姉さんが焼き上げてくれる。途中で調理場にもって行って最後はオーブンで仕上げる。

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ビジュアルも楽しくてボリューム満点で場が盛り上がること間違いなし。セルフクックの習慣がなく髪の毛や服に匂いがつくことを嫌がるアメリカン人もこのようなエンターテイメント性のある設えに大喜びの様子でいい勉強になりました(続く・・・)


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