肴と寿司 ほしつき

寿司激戦区の福島駅界隈にある表記の店を訪問。駅裏の商店街の2階でとても判りにくいところに位置する。星と月がデザインされた看板が目印。店内は明るカジュアルな内装。カウンター6席、テーブル2卓。

メニューは
・おまかせ寿司5貫1000円・10貫が2000円/特上5貫1500円・特上10貫が3000円
・鮨コースは3500円・5000円
・鮨懐石コースは4000円・5500円・8000円

この日はテーブル席だったのでアラカルトで好きなものをいただくことにする。店主はかなり若い・・・女性スタッフと2人で切り盛り。

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座付きは炙って軽く燻製をかけた鯖と自家製のスルメイカの塩辛。普通に美味しい。。。

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造り盛りあわせ1900円は本マグロのトロ、ホタテ貝柱、ツブ貝、煮タコ、縞鯵、熟成させた平目、皮目を炙ったのどぐろ。どれも丁寧な仕事でとても美味しい。

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赤ナマコは軽く茶振りにしたもの。レアな火入れなので歯ごたえを残したまま。近年ナマコが中国に輸出されるようになって仕入れ価格が高騰。普通の料理屋では見ることが少なくなった。私も数年振りにナマコをいただいた気がする。

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しんみりと煮込まれた鮑。最近は煮鮑を出す寿司店も増えたが美味しさは産地とサイズに比例することは証明済み。鮑は蟹や河豚と同様でサイズが大きくなればなるほど100gあたりの単価も上がるのでその兼ね合いが難しいところである。

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日本酒も好みを言えば店主が合わせていただける。最初は「みむろ杉 」奈良の今西酒造がつくる純米吟醸 露葉風 無濾過生原酒 中汲み 27BY というもの。中汲みらしい太いボディ感が特徴で途中から燗にしていただいた。

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縞鯵の頭を塩焼きにしていただく。良い脂があったが養殖の匂いを感じたのが残念。玉子焼きもイマイチ・・・

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寿司は軽く火入れした北寄貝、コリコリの細魚はこの日のスマッシュヒット。活の足赤海老、塩味の剣先烏賊、1枚付けのコハダ。お酒もしっかりといただいて一人9000円でした。やっぱりこちらはコースでいただくのがお得のようです。。

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1階に繋がる階段がかなり急なので転落に注意。そのあとは行きつけのホテル阪神前のアニバーサリーで安ワインを飲みながらスタンディングでライブ鑑賞。飛び入り演奏の客ばかりでこの店はいつ行っても楽しい。サックスやクラリネットのソナタも良かった。。。

大阪市福島区福島7-5-15-6
452-4848


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