すし寛 1月

今宮戎に参拝に行った帰りに顧問の人事コンサルの先生と創業60年をむかえる表記の店を訪問。こちらは予約を取らないので開店時間に合わせて入店。お菓子の土産とともにお店の方に年始の挨拶をしてからビールを所望する。

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まずはいつもいただく好物のトコブシの煮付け。しんみりした味付けが食事の扉にぴったり。

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さっと炊き上げた小ぶりの蛸は柔らかくて蛸自体の味もしっかりと感じられるこの日一番の肴。パッと見たら普通のものなんだけどそれがどこよりも美味しいのが嬉しい。

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シラサエビの湯がいたものは3杯酢でいただく。活ものなので頭の味噌も美味しくいただける。身はプリプリの甘々。こちらのお店は食指が動く旬の魚がたくさんあるのでいつも寿司までたどり着かないのが悩ましい。

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巨大な蛤を発見したので焼いていただく。静岡産なので火入れしても縮まない。真澄の純米酒と一緒にいただくと天にも昇る美味しさ。

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魚の子も美味しそうに炊けてたので所望する。これも純米酒と相性ぴったり。

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タイラギ貝をお造りでいただく。最近、有明海でタイラギ貝の養殖に10年かけて成功したという農林水産省のニュースを見た。同じ貝のサイズで貝柱は2倍の大きさになると言う事らしい。

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ミンククジラの尾の身と最近は品不足のナガスクジラの畝須(ウネス)の盛り合わせをいただく。尾の身はとろける味わいで生姜醤油でいただく。畝須は下あごからお腹の脂肪部分で此方の店では酒蒸しで供される。上質な脂肪分と旨味が口の中で広がりまくる。

富山県で最も小さい蔵の「勝駒」のプレミアム原酒をすすめていただいたので所望する。杜氏5人で造る酒は量をもとめず、質をもとめる「真の贅沢を知る酒」と言わる。日本酒酒マニアの間では幻の名酒と呼ばれ、いろいろな論評でも現在の人気No1酒とよく聞く。柔らかな口当たりと切れの良さ、果実香とバランスのいい味わいにビックリ。美味し過ぎて何度もお替わりしまくってしまう。

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富山の天然鰤のお腹の部分を握っていただく。熟成感もあって養殖魚にありがちな嫌な脂もなく、すいすいと喉に入る。

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好物の車海老の握りは安定のおいしさ。

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山葵と塩だけでいただく鰻の白焼きは関西ならではの味わい。熱々の白焼き鰻と冷たい日本酒は最高のマリアージュを感じる事が出来る。

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〆はたっぷりの青森産の雲丹を胡瓜巻の上に乗せたオリジナル巻き。最近同じものを注文する客が増えたと言っていた。このブログの影響であろうか・・・お腹いっぱいで大満足。会計もにっこりでお店を出る。6時頃にはお店は超満席。平日なのに10人くらい並んでいるのにビックリ・・・・

過去のすし寛はこちら

大阪市西成区太子1-15-2
06-6641-6654
16:30〜24:00
月休


カテゴリー 動物園前, 寿司 |