2017年03月

大和八木こども食堂

表記の会食会に一人で参加。。

公職で教育関係の仕事をしているため子供の欠食の改善提案のヒントを得るために最近いろんなシンポジウムで勉強させていただいている。大阪市内だと西成こども食堂がよくテレビ等マスコミで紹介される。

こちらは毎月1回ボランティアスタッフを中心に地域の公民館などを利用して開催。参加費は子供は無料で大人は300円。

この日の献立は煮込みハンバーグとみそ汁。農家さんから野菜の寄付等もあり食育を学ぶ機会にもなっている。この日の献立は煮込みハンバーグ。優しいソースでハンバーグもふわふわ。聞けば主催者の奥さんが管理栄養士とのこと。星や熊の形に抜かれた大根等の野菜が入るみそ汁も愛情一杯。デザートはバナナ。。

4才くらいから8才くらいの子供が中心でほぼ保護者同伴。皆で食べると美味しいと改めて実感する。

このような地域ボランティアって高齢者が中心のところが多いけど、こちらは若者中心で押しつけのない緩い空気で皆が自由に参加出来るようになっていることに感心する。

一緒にご飯を食べた7才の子供が「おっちゃんも子供連れてきたら良かったのに〜」と言われたので「おっちゃんとこの子供は22才でもう大人なのよ〜」と応える。

食事の後はポップコーンを作ったり子供同士で遊んだり皆が楽しく自由に過ごす。いろんなお菓子等の差し入れもあって「つながり」が実感出来るいい時間でした。

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カテゴリー 奈良県, その他 |

小川商店

西中島で所用の帰りに若手企業家の友人と表記の店を訪問する。西中島だけでも32件ある焼肉激戦区(東三国駅はこの半分)の中で個人的に好きなお店。経営は肉業態を100店舗以上展開するチェーン店なんだけど画一化を感じさせない店づくりと食材レベルの高さが特徴。この日も満席だったけど無理を言って席を作っていただく。ウオークインの客を1時間くらいで9組くらい断っていたので人気のほどがよくわかる。

店長というか店主が一人とホール担当2人で運営。ホルモンの仕入れが強く解凍ものはほとんど使用しない。価格もこなれていて外国産の肉をうまく取り入れて売価コントロールする技術にはいつも感心する。

最初にビールを頂いて特上カルビ1400円から。これは黒毛和牛と言っていた・・・グル曹風味の刻み山葵と一緒に食す。肉はおいしいんだけど昔はこんな薬味はなかったのにと思いながら友人とビジネスの話をしながら食べまくる。

此方の店のシグニチャーメニューの炙りシャブリブロース980円は超薄切りの和牛リブロースをさっと炙って卵の黄身の入った甘めのタレで頂く。火を入れると体積が4分の1くらいになるマジックのようなお肉にビックリ。肉の甘味がしっかりと感じられて見た目ほど脂っこくはない・・・・

赤身盛り合わせ1200円はロース、バラ、ハラミの3種盛り。味はそれなり価格を考えると充分の内容と思われる・・・

ナムル550円は普通に美味しい。最近和牛の仕入れが高騰してきちんとした肉を扱っているお店はどうしても値上げをせざるを得なくなっているお店が多い・・・ビールとサワーを頂いて5000円以下でおいしい焼肉を食すのは難しくなっている気がする。。

こちらのお店は外国産のハラミやロースなども置いてあってそれは500円位の値付けをされている。

ホルモンはアカセン、上ミノ、テッチャンの腸3兄弟(それぞれ500円)を所望。特にアカセンが個人的には新しくて良かったと思う。

チョレギサラダもとくにどおってことはない。でもそれがいい・・・

上カルビのガーリック焼き1500円は和牛を使用。この肉が程よい噛みごたえで味が濃くて一番美味しかった気がする。

友人の希望でさらに上ミノと厚めにカットされたハラミを頂く。外国産でも柔らかくてグルタミン酸ナトリウムがしっかり効いた塩ダレで揉み込んでいるので旨味もしっかり感じる。

お肉の注文はアドバイスを頂きながらするとお得にバランスよく頂けます。。和牛の値付けも周辺の高級店に比べると2割くらい安いような気がする。後味も良くて財布にも優しいお店でした。

スタッフのお姉さんにお薦めのチョイ飲みの店を聞いたところ小さな声で近くの立ち寿司を紹介いただく。いい日本酒がかなり安くて海鮮ネタも良し・・・あとで聞けば焼き肉屋の系列店・・・さすがです。。

前回の小川商店はこちら
大阪市淀川区西中島3-19-2
電話番号06-6307-0024
営業時間月~土 17:00~翌5:00

ホルモン肉問屋 小川商店 天神橋五丁目店焼肉 / 天満駅天神橋筋六丁目駅扇町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0


カテゴリー 新大阪/西中島南方, 焼肉 |

華都飯店 本町ガーデンシティ店

最近よくランチで利用する表記のお店で会食。5人だったけど個室を無理言ってお願いする。セントレジスホテルの地下にあって本町駅7番出口から直結なのでとても利便性がいい。大手企業が運営するようになってからサービスの質とコスパが断然良くなった気がする。

総席数105席の大箱店で個室はテレビがある部屋やソファーのある部屋など色々。大阪マラソンをテレビで見ながらトップランナーが前を通る際だけ応援しに行く・・・という使い方も出来るしどうしてもみたいテレビがあるときはとても重宝する。

かなりハイセンスな店内は鏡張りで森をイメージした装飾が品よくされている。照明もすべて間接で薄暗く在阪の中華料理店では一番いい空気感があると思われる。この日は最も廉価なコース料理の6000円のものを所望する。

前菜は好物の海老を甘辛く炊き上げたものだけど普通のものとは調理法が異なるであろう食感。その下には生野菜を湯葉で巻き上げたもの。低温調理された蒸し鶏にピリ辛ソース、スジ肉の煮こごり、さつま芋の蜜煮、くらげの酢の物、皮付きのアンコウの揚げ煮など・・・どれもがワンランク上の味わい。。

スープは蟹肉とフカヒレ。上湯が上質でさっぱりした味わい。この手のスープにありがちなグルタミン酸ナトリウムの味がしなかった・・・

牛肉の甘味噌炒めレタス包みは担当のお姉さんがひとつひとつ丁寧に包んで盛りつけていただける。肉の柔らかさと深みのある味付けにビックリ。紹興酒が進みまくる・・・・

揚げ物は手羽先と春巻。一見なんてことのない料理に見えるが手羽の中には海老のすり身が詰められていて高温の油をかけて仕上げているので(と思われる)手羽の皮はパリパリですり身はふわふわの高レベルの技術を使った逸品。春巻は玉子とザーサイが入っているので口直しという位置づけであろう。

海老の酢豚風というよくわからない料理なんだけど揚げた海老を野菜と甘酢で絡めた料理ということらしい。普通に美味しい・・・

〆は名物の馬家麻婆豆腐登場。この日の会食ははこれを食べるのが目的。日本人の口に合うように改良されていると言っていた。味にしっかりと深みもあって豆腐の質もよくご飯と一緒に食べるとより美味しく感じた。香辛料は本場のものを使用しているので香りがとても良くて豆板醤がいいパンチを加えている。途中で「しびれ」とかかれた中国山椒を入れると脳幹に刺激が走り頭皮の毛穴がひらくのが実感出来る。

日本語は辛さを表現する言葉が少ないのでこの麻婆豆腐の美味しさを表現するのは難しいけど中国語では「香り高い辛さ」「酸味のある辛さ」「甘味のある辛さ」「旨味を含む辛さ」「香ばしさのある辛さ」「漬け込んだ唐辛子の辛さ」「痺れる辛さ」など辛味の表現がたくさんある。これぞ「食は文化」といえる一例である。

甘味は杏仁豆腐。これを頂くと口の中の辛味が一掃するのが不思議。舌の甘味を感じる受容体のほうが辛味よりも多いためか分子間総合作用が働きより甘く感じるのかは不明・・・ということを考えていたらすでに2時間半が経過していた。。

前回の華都飯店はこちら

大阪市中央区本町3-6-4 本町ガーデンシティB2F
06-6120-3322
営業時間:11:00-15:00
17:00-23:00

華都飯店 本町ガーデンシティ店四川料理 / 本町駅堺筋本町駅淀屋橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0


カテゴリー 本町, 中華料理 |