すし処 広川

いずみホールでクラッシックコンサートを見たあと表記のミシュラン店を訪問。

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こちらは京橋で数少ない高級寿司店の一つ。駅から続く商店街の端の路地を入ったビルの2階。入れ替え2部制で8時半に伺ったところカウンタ−の端の1番席に案内いただく。白木のシュッとしたカウンタ−に20代中国人カップルと30代デートカップルが同席する。

最初に瓶ビールを頂いて食事はお任せでどんどん出していただく。

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食事の扉はお造りから。脂がのりまくった鯛のシルキーな舌触りに脳が過敏に反応する。鯛の身が甘く感じたのは久しぶり。蛸もかなり上質。軽く炙って供される巨大な鳥貝は泉州産。「身は大きいんだけど厚みが足らない」とご主人の弁。

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柔らかく炊かれたタコ、ナマコのみぞれ酢、のどぐろの塩焼きに自家製唐墨をまぶしたもの、綺麗な器に入った海鼠腸とそら豆の茶碗蒸しと続く。どれも素材の良さが際立つものばかり。海鼠腸入りの茶碗蒸しは初めて頂いた。当然のことながら日本酒をお願いしてマリアージュを楽しむ。

お酒は自分で冷蔵庫を開けて自分で選ばせていただいた。この日は辛すぎない黒龍を所望する。日本酒以外でもシャンパンやモンラッシェやムルソーなどフランス産の高級辛口ワインも取り揃えられている。かなり迷ったが一人でフルボトルを頂くと酔っぱらうので次回の楽しみにする。

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細かく目を入れた剣先烏賊には叩いた白胡麻が載せられる。北海道産の甘エビは新鮮でコリコリねっとり。軽く昆布締めした三つ編みサヨリは旨味が凝縮。釣りの鯵もワンランク上の美味しさ。一つずつ丁寧に説明していただく。温厚そうなご主人の人柄が寿司にも表れる。

中国人カップルには接遇担当の奥さんが一生懸命に笑顔でもてなしをする。魚の図鑑やスマホの翻訳機能を使って説明する。そんな温かい姿を見ながら頂く寿司が不味いわけがない。

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大粒の赤貝とヒモを胡瓜と巻き込んだもの。1枚漬けのコハダの〆具合に感動する。苦手なマグロの代わりに白子と卵がパンパンに入ったシャコを温めてから出していただく。

この店には高級寿司屋にありがちな妙な緊張感は感じない。腰の低いご主人をはじめとするスタッフの方々の優しい気持ちが店のいい空気を醸成する。

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笹に載せられて蒸し焼きにして仕上げる蒸し穴子。トロ巻の代わりに特別に出していただいた長崎の黒雲丹とイクラの巻もの。追加で注文した好物の海老は熊本産の天然ものでレアに湯がかれて提供。〆の玉子は貝と海老のすり身入りとのこと。

ビールとお酒2合と追加の海老を頂いて15000円。新地やミナミの約半額・・・握りだけのコースならもう少し安い。。ファンが多いので予約は早い目に。。平日の遅い時間がおすすめ。
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帰りは商店街の老舗スナックで昔のべっぴんホステスさんに接待されてさらに気分があがる。

大阪市都島区東野田町3丁目7番17
06-6357-2098 日曜日、祝日の月曜休み
18;00~23:30


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