2017年11月

難波炭焼き笑店 陽

裏なんばの中でも最も人気のある連日満席の標記の店を訪問。2週間前に予約をしてなんとか入店。店の前で友人を待っている間も通りすがりの女性グループが「ここむっちゃ美味しい店やで〜」とか「なかなか入られへんなここ」と言いながら私の前を過ぎて行くのが印象的。

一押しは焼き鳥なんだけど刺身や一品料理的なものも豊富にあって注文するのに困ってしまう。この日はレコメンドの焼き鳥をお任せで出して頂く。

新鮮なのでレアで焼いていますと言うササミに梅肉と山葵を乗せたもの。脂が滴り落ちるせせり肉220円、ぱりっと焼き込まれたねぎま280円、ミディアムのレバー200円は塩で提供。ぼんじり200円もワンランク上の味わい。ヤゲン軟骨240円は赤ワインにぴったり

皮190円もしっかり焼き込まれてパリパリの仕上がり。大きなつくねは鉄板で供される。丸ずり240円は塩とバルサミコ酢で。

店内は古民家を改造したオープンな雰囲気。若い女性客率が8割くらい。スタッフの接客も抜群でテキパキしまくり。再訪間違いなしの佳店。お店は朝迄やってます。。。

大阪市中央区難波千日前14-25
06-6647-8988.


カテゴリー 難波, 串料理, 居酒屋 |

ゆきの

大阪で5本の指に入ると言われる標記の人気うどん店を訪問。旧のシャープ本社から東に300mに位置する白い暖簾のかかった和風のファザード。お店は、11時開店だけど11時半の時点で10人の行列で30分待ち。並ぶのは不得手だけどこの日うどんを食べないといけない事情がありやむなしの行列参加。お店はカウンター5人 4人テーブル3つ 2人テーブル2つのみ。店主と奥さんの2人で切り盛り。

店内に案内されて冷えきったカラダが求めるのは肉うどん定食に揚げ餅のトッピング。
周りの客は天ぷら系の注文率高し。

肉と一緒に玉ねぎも一緒に炊き込んでいるので出汁に玉ねぎの甘味が移りとてもいい塩梅となる。肉は食べやすいように包丁で叩いて柔らかく下処理。鰹と昆布がしっかりと効いているけどしつこくないいいバランス。

うどんはツルツルのコシはあるけど固くないもの。

思いのほ、かやくご飯が旨味があって美味しいのにビックリ。お客から人気があるのは必ず理由がある・・・・接客も優しくていいお店です。。。

大阪市東住吉区山坂3-10-14
06-6622-8866
11:00〜14:00

<p><a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270405/27000574/?tb_id=tabelog_fe422d4a2392e9865782042cedd69a675fd09af5″>うどん ゆきの</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/udon/”>うどん</a> / <a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R7466/rstLst/”>西田辺駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270405/R9645/rstLst/”>南田辺駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270405/R6430/rstLst/”>鶴ケ丘駅</a>)
<br />昼総合点<span style=”color: #FFD700;”>★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆☆</span> 3.5
</p>

 


カテゴリー 田辺, 南田辺, 麺料理 |

又三郎本店 11月

現在の熟成肉ブームの火付け役、大阪のステーキ部門を牽引する日本の熟成肉のパイオニアである荒井世津子氏がオーナーをされている標記の店を訪問。

最近は定休日を社員の働き方改革のために完全週休2日にされ、益々予約が取りにくくなったと言われる。この日は21時以降訪問。それでも満席状態の長居の奇跡のようなお店。

現在大阪での食べログ点数は焼肉部門で2位、ステーキ部門で4位となっている。お薦めの熟成肉を200g以上楽しむお任せコース11000円を所望する。

最初に本日焼いて頂く肉のプレゼンテーション。この日は岩手産の黒毛和牛のマルシンとロースでともに60日のドライエイジングをかけたもの。

オーナーが私がダイエット中なのを気遣ってくれて脂の多いロースをトウガラシと呼ばれる赤身の腕肉の部分に変更して頂く。

ファーストドリンクとともにカンテキが運ばれてきて熟成のかかったスライス肉を最初に一枚さっと炙って提供。これが座付き代わりなり・・・

続いてローストビーフを細かく刻んだもののカナッペ。巨大な生の落花生とともに供される。美味しくないわけがない・・・

目の前のオープンキッチンでは金髪の料理長がてきぱきと肉を切り出したり仕上げの盛りつけをしたりする。流れるような手つきを見ているだけで時間があっという間に経つ気がする。

カウンタ−の上には山盛りになったジャンボマッシュルームや松茸が飾られる。

この巨大なブラウンマッシュルームに刻んだ葱とオリーブオイルを入れて焼き上げたものが続いて供される。シズルとダイナミズムに裏打ちされたメニューでワインがすすみまくる。

この日は自宅にあるワインを持ち込ませて頂く。ジュヴィレシャンベルタンの2007年。ブルゴーニュの銘品でこの日の料理にドンピシャでした。

再び椎茸と松茸をカンテキの上で焼き込んで牛肉で取ったコンソメスープを注ぐ。キノコの香りが香しく渾然一体となったふくよかな味わいにビックリ。

さらに脂ののりまくった上ロースを焼き込んで・・・

玉子を落とした醤油ダレにすき焼きのイメージで頂く。脂のある肉を和のテイストであっさりと頂けた。

メインの肉はオーナ自らがかかりっきりで丁寧に焼き込んで頂く。大きな塊肉を均一に火入れしてアルミホイルに包んで休ませて再び焼き込んで又休ませる・・・数回繰り返して出来上がりなんだけど炭を当てる場所や休ませるタイミングなど一朝一夕ではいかない事は当然。

最後は料理長が麗しく盛りつけして完成。ラギオールのナイフで大きくカットして口一杯に頬張れば甘い脂が咥内に満ちあふれ、肉の旨みに大脳が瞬時に反応する。茶豆のような熟成香が喉に落ちたあとに鼻に抜ける。肉の余韻を残したままワインを含むと素晴しいマリアージュを感じる事が出来る。結構なボリュームだったけどぺろりと平らげる事が出来た。

コースには〆のカレーやデザートがついていたんだけど辞退をして残ったワインとチーズの盛り合わせを所望する。スタッフも快活な方ばかり・・・ここに来ると元気が出ます。。。

過去の又三郎はこちら

大阪市住吉区長居2-13-13
営業時間:11:30~14:00
17:30~23:00
定休日:月曜日・木曜日


カテゴリー 長居, 焼肉 |