2018年01月

つるやⅡ

天王寺北口の昭和の香り満点の阪和商店街にある表記の店を立命館の現役学生と訪問。店はどよーんとした空気が流れていて、煙もくもくで席数8の極狭店だけどいつも常連で満席。この店に寄ってから帰るという帰宅ルートになっている客が多い。毎日来ているのであろうか毎回会う客がいるのも面白い。

席の後ろ全面が引き戸になっている。外から見て客がいないところの引き戸を開けて入店する。

新鮮なミノ湯引きとビールでスタート。。とても柔らかくて癖は全くない。。店が狭いので客同士がすぐに仲良くなる。

生センマイも必食。。丁寧に処理しているのでとても綺麗。。今年で36年になるこちらの店はヨネスケ師匠そっくりの店主のケンちゃんの人柄とホルモンをはじめとする肉の新鮮さが客を呼びまくる

とても柔らかいハラミ。全てレア気味に焼くのがこの店の特徴。ニンニクの効いたタレが絶品でコチジャンを入れるとより味が深くなる。ドリンクは客のほとんどがカボス酎ハイを頼む。

塩タンもプリプリでとてもいい。ディープな店なんだけど若い女性客もたまにいるのが面白い。。テレビのニュースを見ながら客同士が時事ネタで盛り上がる。。ケンちゃん(ご主人)も一緒に飲みながら世間話をする。

手羽も炭火でしっかりと焼き上げて皮はパリパリに仕上げる。。。カボスチュウハイがどんどん進みまくる。

これ以外に脂乗りまくりのバラとコリコリのアカセンをいただく。。。。

最後は炭焼きシャウエッセンで〆。好きなだけ食べて好きに喋って飲んでサクッと帰るのがこの店の流儀。この店の客は半分くらいお釣りを取らない。。。心が温まるいい隠れ家です。。。

過去のつるやⅡはこちら

大阪市天王寺区堀越町15-5
営業時間:17:00~23:00
定休日:日曜日


カテゴリー 天王寺/阿倍野, 串料理, 焼肉 |

墨や 1月

前回こちらのお店の記事を掲載したら「お店の予約の方法教えて下さい_というメールを40通くらい頂戴いたしました。それほど読者の皆様の興味を集めた表記の店を貸切予約で再訪問。

この日は17時からの部と我々19時の部、その後21時からも予約が入っているという今や予約が取れない超人気店。。
この日に同伴した友人も隠れ家感にまず感動。店内の狭さに再び感動・・・・看板もないので普通ではまずたどり着けない・・・

店内はL字のカウンター6席のみ。女性店主のワンオペ仕事。。この店主がかなり魅力的でファンも多いと聞き及ぶ。メニューは驚愕の3000円コースの一本勝負。

ビールで乾杯をしてまずは広島産牡蠣の酒蒸し。。身がふわふわで味も乗りまくりでとても美味しい。

続いてメインの烏賊の姿造り。この日は大型のアオリイカ2枚を6人でシェア。墨が飛んで来そうなくらいピチピチで「キュウキュウ」と鳴く姿もなかなか見ることができない。オーロラのように変化する体色の変化もなかなか興味深い。

イカ墨の入った塩と酢だちでいただくと甘み満点。かみごたえがコリコリパキパキで活け烏賊ならではの美味しさ。

旬の鰆は大きくカットして塩焼きで供される。火入れも完璧で身もふわふわ。日本酒が進みまくる。。。

活げその酒盗あえとバイ貝と菜の花の突き出し。。日本酒がさらに進みまくる・・・ここまででかなりやばい状態になる・・・

この日のげそとエンペラ(耳)は天ぷらにしていただく。山廃吟醸の辛口の濃い酒に合わせるとぜ地妙なマリアージュを感じる。

寿司の扉は細かく包丁目が入った烏賊から・・・「谷町の名店の原生の烏賊の握りをパクりました」とのこと。サヨリも新鮮で大きなサイズなのでコリコリ。明石の鯛も上品な脂がいい。

黒いシャリにはイカスミが混ぜ込んででありほんのり甘くて香りも良くてとてもいい塩梅。生臭さや癖は皆無。釣りの活あじもコリコリ。一枚付のコハダの締め方もミディアムレアで好みに合う。何をいただいてもかなりレベルが高い。

大好物の赤足海老は頭もご馳走。端正に切りつけされたタイラギ貝もとても美味しい。最後の穴子もふわっふわ。(これは白酢のシャリ・・)

死ぬほどお日本酒をいただいて追加も食べて一人5000円ちょいの会計。。。ここは人に教えたくない店です・・・・

前回の墨やはこちら

紹介ならびに連絡先はぺろぺろ店主迄
shatyo@nori-net.jp

*予約は営業時間外でお願いします

大阪市中央区難波4-3-23


カテゴリー 難波, 寿司 |

ふくの助 1月

休みの日に河豚を食べに行く。こちらの店は本年2回目の訪問。注文はいつも同じコース料理なんだけど何度いただいても飽きることがない。商材は天然でなく養殖の泳ぎ河豚なんだけどサイズが大きくてよく肥えたものを仕入れてダイナミックにカットするために食べ応え満点でコスパがいい。冬場はずっと満席が続く。お店も10月から3月まで無休で頑張りまくる。

女将さんと娘さんのツートップの接遇はなんともいえない癒しの世界を醸し出す。突き出しは皮とゼリー寄せ。最初から冷酒が進みまくる。

少し寝かしていると思われるてっさは熟成感もあってとても味わい深い。

別料金でぶつ切りも追加。白菜と一緒に味わう。コリコリした食感と歯を押し返す弾力、噛み締めた後の独特の風味がとてもいい。

コースの焼きふぐは最初はニンニクのよく効いた塩ダレで。ニンニクチップと一緒に食すと味わいがまた変わる。こちらのお店オリジナルの冷やのヒレ酒ととてもよく合う。

続いては醤油焼き。。先ほどと味わいも変わってどんどん食べ進むことができる。身皮の部分のゼラチン質の美味しさが秀逸。

追加注文の白子の醤油焼き1800円は食べた瞬間に恍惚の人になる・・・・半分くらい咀嚼してから咥内に冷やのヒレ酒を流し込む。何者にも例えがたい至福の時間を味わえる。。飲み込むのが勿体無く感じているうちに溶けてなくなる・・・・

調理は若き店のご主人が担当。ひたすら河豚を捌き続ける。。鮫皮を取る技術はプロの私が見ても惚れ惚れするスピード。

頭の部分はてっちりでいただく。クチバシも入って大満足。最後は雑炊で〆。

デザートがバニラアイスとラフランス。。ヒレ種も美味し過ぎで何度来ても大満足。財布にも優しいいいお店です。

食事の前に新世界を散策。御堂筋線の動物園前駅1番出口にあるファミマは見どころ満載。

店に入ると普通はガムをおいてる場所に大量のお酒が並ぶ。

その横にはウコンの力が山積み。

どういうわけかすっぽんの血と肝のカプセルも販売・・・・

そそり立つらしい精力剤・・・・・

香水は免税と記されていた・・・

*一応ファミマですが・・・・

洗剤などの生活用品も充実。。地域に根ざした品揃え・・・

人気商品として並べられていたクリスマスグッズ・・・

これぞカオス・・・

ポチ袋・・・・

コンビニの前で人だかりを見たら猫が一匹。名前は山崎健太くん。。写真は1枚100円なり。。時給高いね・・・

時差がありすぎこの地域・・・

大阪市阿倍野区阪南町1-47-24
06-6621-1129
営業時間: 17:00~23:00


カテゴリー 昭和町, |