2018年01月

おいしかよ

西田辺駅と長居駅の中間くらいにある表記の店で会食。友人のご子息が和歌山で鯛とツバスを釣ってきたということでそれを持ち込んで調理してくれる店を探していたところ、以前一緒に加太に鯛釣りに行ったことのあるこちらの店主のことを思い出しお願いすると快く引き受けていただく。

こちらのお店は朝挽きの鳥を使った料理が評判なんだけど店主の趣味の釣りを活かした魚料理も豊富にある。しょっちゅう70cm級の巨大な鯛もよく釣られているのでタイミングが合えばそういったものも頂ける。

まずはビールと一緒に明石の柔らかいタコのぶつ切り。下処理がいいのでとても美味しい。レンコンの一味しょうゆ焼きはビールにどんぴしゃ。ナマコも量がたっぷりで嬉しい。軟骨の入ったつくねの煮込んだものにチーズをのせて焼き上げたもの。バケットと一緒にいただくととてもいい。

釣ったツバスは小型だけどブリブリに活って正月からいいものを食べさせてもらった気になる。鯛も焼き霜にしてくれて皮の間の脂の味わいがとてもいい。半分作ってくれて半分持ち帰りにしてくれた・・・・

*小さな心遣いが嬉しい・・・

頭の部分はあら炊きにして供してくれたのでプレーンチューハイと一緒にいただく。。新鮮なので口の周りや目玉のゼラチンがとても美味しい。価格もとても良心的でいい店です。ありがとうございました・・・・

大阪市阿倍野区西田辺町2-8-10
06-6698-8188

 


カテゴリー 鶴ヶ丘, 長居, 居酒屋 |

かど家 1月

りらくる長居店で正月の疲れを揉みほぐしてもらって、その隣にある表記の店でひとり焼肉。カジュアルにそこそこ美味しい肉を食べるのにとても便利。鶴ヶ丘界隈は焼肉の激戦区でこちらはそこで頭一つ抜け出している佳店。

シグニチャーメニューの黒毛和牛の肩ロース1580円をまずは所望する。体調のいいときは400gぐらいの厚切りにしてもらってアルミホイルで包みながら肉を休ませながら焼くのが楽しい。

脂がいいので揉みダレとの相性もとてもいい。コンロの火口のところに肉を置いてさっと焼いて酸味のあるしょうゆ味のつけダレに軽くつけていただく。上質な甘い脂感がなんともいえない。白いご飯が欲しくなるけどダイエット中なので我慢する・・・

この他にも厚切りたんの塩焼き1280円、脂のついた上ハラミ980円、上ミノ680円、普段の生活で野菜が飢えているのでチシャとナムルとキュウリも所望。締めはクッパでフィニッシュなり。

若いサービススタッフ君たちの愛想の良さもいい。いろんな部位のホルモンを黒い味噌タレに和えてごちゃ混ぜにした盛り合わせ980円(250g)が個人的にはお薦め。財布にも優しくて気軽に行けます・・・

*マッサージの後のビールはよく回るな

過去のかど家はこちら

大阪市阿倍野区西田辺町2-1-22
営業時間 12:00〜14:00 17:00〜23:00


カテゴリー 鶴ヶ丘, 焼肉 |

ひろせ 1月

えべっさんの帰りに心斎橋の表記の店を訪問。毎月月初に献立が変わるので昨年の5月から毎月通っている。8000円のコース一本で美味しい生原酒と組み合わせても会計は10000円くらい。。

寡黙な若きご主人の丁寧な仕事ぶりと一工夫を加えた料理が個人的に口にあう。

ビールで乾杯をして最初は鰹出汁がしっかりと効いた 温かいカリフラワーのすり流し。 白味噌の合わせ具合が完璧。

正月の前菜は番茶で霜降りをした茶振海鼠、干し柿のクリームチーズ鋳込み、香ばしい慈姑煎餅、炭火で丁寧に焼き上げる唐墨餅、山の芋を掛けた蛸の柔らか煮、菜の花の辛子煮、鯛の子と鯛皮の酒盗味噌掛けなど・・・頭がさがるような古典的な細かい仕事ばかりに感動する。

余分な飾りを廃したお造りは皮を炙った鰆とカマス、上質な脂の天然ブリ、関西の古い仕事の鯖の卯の花まぶし、子持ち昆布の上に甘々の北海道のバフンウニを乗せたもの、ヒラメの錦糸巻。。これだけでお酒が2合くらい飲める。

この日の原酒は愛媛の興と大阪の交野市の片野桜。。。どちらも濃いのでチビチビと舐めるようにいただく。

正月らしい煮物椀はゴボウやレンコンを混ぜた金時人参の真薯、鶯菜、白木耳、霞大根・・目出度さ満開なり。

焼き魚は鰆の幽庵焼きの湯葉餡掛け・・しんみりとした塩梅の餡がとても美味しい。

さっぱりとした酢ゼリーの掛かったチシャ軸ときくらげの酢の物は見た目も美しい。

炭火でミディアムに焼きあげた鴨ロースのキンカンソース、ロマネスコ、ブロッコリー紫にんじん、黄にんじんがあしらわれる。

食事は黒米と黒豆で赤飯見立のご飯と白味噌の汁。。

デセールはいちごと酒粕のムースでフィニッシュ・・・創意工夫にあふれたコスパのいい食事を今回も楽しめました。2月の予約をとって店を出る。

そのまま近くの行きつけの老舗バーでサントリーオールドのハイボールをいただくのがいつものコース。店のご主人が先代のお父さんが宝にしているという皇室御用達のウヰスキを見せていただきその話で盛り上がる・・・

以下解説・・・・・・・・・・・・・・・・・

写真は昭和28年今生天皇(当時皇太子殿下)が昭和天皇の名代としてエリザベス女王2世即位60年の際に贈られた特別にブレンドされたサントリーウイスキー。

当時皇太子殿下は日本からカナダアメリカを経て海路で40日かけて訪英したと聞き及ぶ。

未開封だけど年月で中身が減るらしい。。 裏面に16枚の花弁の菊の御紋が刻印されている。。

以下瓶に彫り込まれた刻印・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「This whisky was especially blend by His imperial Highness Crown Prince Akihito from the aged whiskies in the torii vats on the occasion of the coronation Her Highest Queen Elizabeth Ⅱ of Great Britain」

過去のひろせはこちら

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00


カテゴリー 心斎橋/四ツ橋, 和食 |