墨や 6月

現在、大阪で最も予約が取れない寿司店と言われている表記の店を訪問。裏なんばのお店の中でも絶賛大人気。
店の住所も電話番号も知らされていない中で私が過去ブログで連絡先を教えます(店主の許可を取っています)と書いたところいただいたリクエストメールが200以上となり超びっくり・・・・

生きた烏賊のおいしさもさながら女性店主のノリちゃんの愛想たっぷりの人柄の良さと丁寧な仕事ぶり、そして驚愕のコスパに誰もがノックアウト状態となる。

今回は普段の3000円のコース料理ではなく6000円のスペシャルコースを所望する。

座付は淡路島の太もずくの酢の物。続いて外の水槽に調理する活烏賊を取りに行ってのプレゼンテーション。。キュウキュウと悲しそうな目をして泣く姿がいたたまれない。。烏賊の種類は季節によって異なる。。これからの時期は剣先烏賊。。。

透き通った身を炭塩でいただく。丁寧に包丁しているので食感はコリコリで甘くてとても贅沢な気分になる。

お酒はビール、シャンパン、ワイン、焼酎、日本酒となんでも揃っている。この日はさっぱり系の日本酒を3種類いただく。

焼肴は甘鯛の頭、真河豚の白子焼き、鰹たたき、トウモロコシのかき揚げ、熊本産のトマト、白バイ貝・・・これだけで日本酒が5合くらい飲めそう。特に甘鯛の頭は個人的に大好物なのでとても嬉しい。

山口産の天然のクエを酒蒸し仕立てにしたもの。独特の深い味わいに堪能する。

続いて活烏賊の耳と下足の天ぷら。天ぷらにすることで蒸し焼き状態となり烏賊の旨味が凝縮してとてもいい。。大きなサイズの烏賊だったので食べ応えも満点。

握りの扉は明石産の鯛から熟成感も感じられる。シャリはイカ墨を混ぜ込んだものだけどあまりよくわからない。続いてはしっかりと包丁目を入れ込んだ烏賊、和歌山の巨大な釣りの鯵、タイラギ貝、〆鯖、皮目を炙った金目鯛と続く。

1枚づけのコハダの締め具合も秀逸。富山産の白えび、愛知産の生のとり貝、脂乗りまくりのイワシ、安定の美味しさの車海老、北海道の塩水ウニ、ふわふわの穴子でフィニッシュ。最後のあら汁まで非の打ち所なし・・・・・堪能いたしました。。次回の予約は最短で9月だそうです。。

住所・電話番号は非公開

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