すし寛 6月

友人と3人で飛田商店街の標記の60年続く老舗大衆寿司店を訪問。夕刻5時過ぎの訪問でも満席。客はみんなニコニコ笑いながら食事をしているのが印象的。

最近は私のブログを見て訪問する方も多く皆さんそのコスパの凄さに皆さんお礼を言って帰ると言っておられた・・・・

その時々の旬の魚をしっかりと仕入れられておられるのが特徴的。この日はいけすの中に大量の渡り蟹と鱧、オコゼが泳ぐ。。のどぐろや毛ガニなども廉価で提供。

ビールで乾杯をして最初におきまりの酒肴の小蛸の煮付けとトコブシを所望。。これだけで瓶ビールが一本飲める美味しさ。続いてはピカピカに光る宮津産のトリ貝と焼き椎茸を所望する。お酒はいつもの真澄の純米酒をいただく。

名物のクジラの盛り合わせを所望。口に入れるとトロトロに溶けるナガスクジラの尾の身、ウネス部分2種、独特の風味の柔らかいさえずり。すべてお店で酒蒸しにしているので柔らかくて上品な味わい。。女将さんに「美味しいけど値段が心配・・・」と言うと返す刀で「うちはすし寛ですから大丈夫!」との声。。さすがです。。。。。。

内子がいっぱい入った渡り蟹は身が甘くてうっとりする。。。

25cm級のシャコは食べ応え満点。。生姜醤油でいただく。。。

かなり大きな甘鯛の頭を焼いていただく。。。ホロホロに崩れる身の美味しさは秀逸なり。。活気のある店内にはとてもいい「気」が流れる。大将を含む3人の職人さんはフル稼働の忙しさ。

続いて鱧ちりを所望する。脂もよく乗っていて自家製の梅肉といい相性を見せる。。日本酒が進みまくる。。和歌山のハリイカ、焼きたての鰻、大きな車海老、最後にきゅうり巻きにに淡路の雲丹と北海道の雲丹をのせていただいて食べ比べをしてフィニッシュ。。

会計はお酒を含めて一人5000円・・・・間違いではないかとは友人の弁なり。まさに西成の奇跡・・・・

食後はお店を出てから徒歩15秒のオーエス劇場で大衆演劇を観劇する。この座長はなんと16歳・・・弟は13歳・・・ご婦人の客が3万円祝儀を渡していたのにビックリ。。。。世の中は広いね。

過去のすし寛はこちら

大阪市西成区太子1-15-2
06-6641-6654
16:30〜24:00
月休


カテゴリー 動物園前, 寿司 |