2019年01月

ひろせ 1月

心斎橋の表記の店を友人と訪問。毎月月初に献立が変わるので1年以上皆勤で伺っているんだけど全く飽きることがない。8000円という和食のコースにすると比較的リーズナブルな価格のなかでできる限り上質の食材を丁寧に仕事をして客に供するスタンスは毎回頭がさがる思いである。

カウンター6席を早めに予約をして店主の仕事ぶりを見ながらいただくのが大好き。ソムリエの資格も持っていらっしゃって置いているワイン、日本酒にも一家言を持つ。起伏にあふれた旬の食材を使ったコースは何を食してもつい「美味しいねえ」という言葉が出るものばかり。

座付はカリフラワーのすり流し。出汁がしっかりと効いていてほっこりする味わい。蓮根餅とミニ慈姑が入る。

続いてこちらのお店ではいつも揚げ物が登場する。この日は鱈白子を細かいパン粉を使用してフライにしたもの。粒マスタードを使ったソースも味わい深い。

お造りは昆布締めにしたヒラメで諸味噌につけた卵黄を巻いたもの、天然鯛の腹身部分、ハリイカ、錦糸巻きにした鯖のきずし、提げマグロ(私はマグロが苦手なので車海老を用意してくれた・・・感謝)藁で燻した鰆、数の子と雲丹の和え物の7種盛り・・・

なんとも贅沢な盛り合わせである。盛り付けも装飾を排してシンプルでとても美しい。

椀物はずわい蟹の真薯。箸を入れるとほろほろと解け、出汁の塩梅もパーフェクト。あしらえの新筍、鶯菜、金時人参も正月らしくて清々しい。

焼物は鰆の葱味噌焼き。麦焼酎が進みまくる逸品。あしらえは一寸豆の蜜煮、ごぼうの胡麻酢掛け、蛸の柔らか煮、のしこんにゃく、蓮根の親子煮など。。どれも手のかかったものばかり。

鯛の子の玉締めと絹さや、梅麩の炊き合わせ。

ロゼに火入れされた鴨ロースに金柑のソースを合わせたもの。あしらえは干し柿でクリームチーズを巻いたものとほうれん草。ビジュアルもかなり美しい。

食事は自家製のカラスミご飯。美味しくないわけがないけど糖質制限中なのでパスをする。

デセールはブランマンジェと栗の蜜煮と黒豆。

食後は一人で心斎橋のテキーラバーで一休み。。

過去のひろせはこちら

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00


カテゴリー 心斎橋/四ツ橋, 難波 |

すし寛 1月

えべっさんに9日にお参りに行った後で表記の老舗超繁盛大衆高級寿司店を友人と2人で訪問。動物園前駅2番出口から商店街を抜けて徒歩5分。16時半到着なんだけど既に満席状態。人気のほどがうかがえる。大将含めて調理師3名で注文を捌きまくる。接客は奥さんとシニアのお姉さんがフル回転。平日なのに客が来まくり状態。

カウンターの席を用意していただいて着席。目の前の水槽には車海老、クエ、オコゼ、カレイ、ワタリガニなどの高級魚が泳ぐ。。

客はほとんど常連なんだけど新規の客にも分け隔てはない。旬の魚介を使ったあてが美味しすぎていつも寿司までたどり着かないのが難儀。

まずは伊勢産のナマコのポン酢。厚めにカットされているので食べ応えもいい。続いて活タコをワサビでいただく。先っぽの吸盤の多いところが好み。

鱈の子の煮付けはミディアムレアの低温調理。この煮付けはしっとりとした舌触りで今までいただいたことがない。かなり秀逸なものである。自家製のあん肝も糖質が高いけど焼酎と一緒にいただくと箸が止まらなくなる。

鯛あら炊きを所望したところクエの酒蒸しを勧めていただいたのでそれをお願いする。五島列島で獲れた15キロサイズのものとのこと。身の美味しさもさながらスープが美味しすぎて卒倒しそうになった。

シロナガスクジラの尾の身とミンククジラのうねすを所望。鯨の嫌な癖は皆無。昔は赤く着色していたイメージがあるけど今は稀少高級品。旨味たっぷりでとても贅沢な味わい。

そのほかにも河豚の唐揚げと自家製のカラスミ(これは絶品でした・・・)をいただいてフィニッシュ。今回も寿司を食べることができませんでした。会計は驚愕のコスパなり。。

このあとはいつも行く中国人バーでカラオケを歌いまくって、そこから山王町の大衆おでんを食べて帰りましたとさ。

今年笹をつけていただいた福娘さん(顔出し許可いただいています)ミニ熊手とお札だけ買って(3000円でした)笹の新芽の先っぽだけをつけてもらうのが私流。。

過去のすし寛はこちら

大阪市西成区太子1-15-2
06-6641-6654
16:30〜24:00
月休


カテゴリー 動物園前, 寿司 |

奈良食堂 1月

私どもの会社が経営する奈良の橿原にある地産地消レストランを視察。近鉄大和八木駅徒歩3分のホテルが入るミグランスという施設の1階に位置する。食堂という名前だけど基本ベースは奈良産の食材にこだわった炭焼きイタリアン業態。

オススメの奈良産牛の赤身肉を使ったステーキ1380円はたっぷり150g。マスタード、岩塩、バルサミコソース、バジルソースをつけていただく。濃い赤味肉の味わいとあっさりした食感なのでぺろっと平らげることができる。野菜の付け合わせも糖度の高いさつま芋、ジャガイモ、人参、三度豆、蕪、赤ピーマンなど。。

前菜に自家製の国産大豆を使用した冷奴のイタリアン風380円、15種類の野菜の入った農園サラダ(スモールサイズ580円)、大和ポークのレタス巻き380円、スルメイカの南仏風トマト煮とチーズのオーブン焼き890円なども美味しくいただいた。

過去の奈良食堂はこちら

奈良県橿原市内膳町1−1−60
0744−23−0020
10:00~22:00
年中無休


カテゴリー 奈良県, イタリアン, カフェ, レストラン |