八坂通り 燕楽

節分の夜は毎年ご招待いただく表記のお店で京都での節分お化け行事に参加。お化けは最近は北新地でも行われているけど、京都が発祥。芸妓さんが節分の夜に出没する鬼の目をあざむいて「福」を得るために非日常の格好をする陰陽道的除災招福のまじないのようなもの。

普段の衣装とは違うコスプレをして座敷に出て趣向を凝らした踊り等をされる。昔は客もコスプレをして飲むのが多かったと聞き及ぶ。

芸子さんは一晩に30件くらいのお店を廻らないと行けないので大忙し。。。寸劇あり、歌謡曲デュエットあり、お笑いありと何度見ても飽きることはない。

こちらの燕楽さんは料亭のような雰囲気なんだけど、おでんを主力にしたカジュアルな会席料理店。芸子さんを呼ぶこともできる。現在京都市内に4店舗展開。

前菜は海老芋、赤蒟蒻、三度豆の胡麻和え、湯葉。どれも京都らしい食材と味付け。続いてのおでん盛り合わせは大根、たまご、竹輪など。鰤のお造りは熟成感もあって絶品。ランプ肉のカツレツ、生麩の揚げ出しと続く。アンコウの唐揚げも美味しくいただいた。

厄除けの大羽イワシの塩焼きもボリューム満点。

締めの玉子かけご飯は糖質制限中なので私はパス。最初に玉子の白身だけを投入してご飯とよく混ぜ込む。続いて黄身を撹拌してご飯の上にかけていただくのが美味しく食べるコツと聞き及ぶ。

こちらの芸子さんはピンで廻られていた。。。抱腹絶倒の切れ味のある芸に感動。。

本業は阪神百貨店で巻きすしの製造販売。色々な種類のミニサイズのものを提供させていただいたのと自分で好きなものをカスタマイズできるオーダーメイド巻きすしを今年は実施したところ大盛況でした。

私どもの新卒調理師も大活躍。

京都府京都市東山区東大路通八坂通小松町594‐3


カテゴリー 関東炊, 和食, 京都市 |