2019年03月

ソウルいろいろ ②

翌日の朝はホテルで軽くジムワークをしてから9時に「神仙ソルロンタン」の2階にある「味加本」というお粥店を訪問。お粥店が多い明洞でも人気店と聞き及ぶ。

シグニチャーメニューのアワビのお粥を所望。あっさりしているのにしっかりと味がついている。しかし化学調味料の味はしない。

お粥の中にアワビのスライスされたものがゴロゴロと入っているのが印象的。小皿に入ったコリコリの食感のイカの塩辛のキムチのようなものが絶品でお粥に入れていただくと味が変わってさらにコクが深まる感じ。

体に染み入るような味加減で疲れた胃を休めるのにぴったりです。

ソウル特別市 中区 明洞2街 2-23, 2F
8時~22時

しかしながら疲れた胃を休める暇もなくその日の11時にソウルで一番美味しいと言われるコプチャン(ホルモン)のお店「ヤンマニ」を訪問する。価格も高めでミノと丸腸が1人前が写真の塊で約30000W。人気店なので開店と同時に訪問したけど客はいなかった。。

メインメニューはミノ、マル腸、赤センマイのホルモン3兄弟。(いずれも1人前29700ウォンくらい)ホルモンとしてはけっこう高め。しかしキムチや生野菜などもいろいろ出てくる。

韓流スターもよく訪れる高級店とのこと。注文すると大きなホルモンの塊を店員さんがつきっきりでジュージューホルモンの脂を落としながら焼いてくれる。

焼き上がるまでは野菜やキムチでお酒をいただく。

ある程度焼きあがったら店員さんがハサミでちょきちょきとホルモンを食べやすいサイズにカットしてくれる。そのままでいただいてもフルーツの香りがしてとてもいい。干し草を飼料にしたニュージーランド産の牛のホルモンを使用しているとのこと。臭みやくせなどは全く皆無。酸味のあるつけたれも絶品。

この店のもうひとつの人気メニューはヤンバッブ20000wというミノとキムチが入った炒め飯。今回はこのミノチャーハンがお目当て。お腹ははちきれそうだけど全て完食してしまう。。。ここはリピート間違いなしの大満足店でした。

ソウル特別市 江南区 清潭洞 1-14
TEL:02-542-9363

昼にホルモンを食べた後、途中でパッピンスという韓国かき氷を食べてその後すぐに3時のおやつ代わりに、超有名な「明洞餃子」という店のカルグクス(韓国風うどん)を食べに行く。創業は1979年で50年近い歴史がある。入店して注文とお会計は同時で、客席をまわっているお兄ちゃんお金を渡す。

メニューはわずか4種類のみ。出てきたシグニチャーメニューのカルグクスは大きな器にはいって8000ウォン。驚くことにスープも麺も無料でお代わりできるよう。

鶏ベースのスープはとろみがあり白濁しているんだけどあっさりして淡い塩味。稲庭うどんくらいの平打ちの細めの麺はクタクタに煮込まれていて柔らか。スープを絡めながらズルズルいただく。

トッピングは挽き肉と野菜とワンタン。このワンタンもスープを絡めてツルッといただくととてもよかった。

友人はビビン麺を所望。店を出てからタクシーで空港へ向かいフライトまで少し時間があったので空港ラウンジでビビンバをいただく。。。2日間ですが最後まで休まずに韓国料理食べまくりの旅行でした・・・体重計に乗るのが恐ろしいなと思いながら帰国する・・・

ソウル市 中区 明洞2街25−2
02-776-5348
10:30-21:30


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ソウルいろいろ ①

年始に訪問してアップするのを忘れていた韓国のお店を備忘録として掲載したします。

到着してすぐに明洞の宿泊ホテル前の「神仙ソルロンタン」という24時間オープンの店にランチタイムを少しずらして訪問する。それでも超人気店なので店前は長蛇の列。最近も人気ドラマの舞台にもなったと聞き及ぶ。

客の回転が早くてすぐに入店できたのは嬉しい。メニューは「お肉たっぷりソルロンタン」(13,000W)や、餅の入った「トックックソルロンタン」(7,500w)、餃子入りの「マンドゥソルロンタン」(8,000w)など・・・

今回は日本では臭いが気になって食べないであろう「ニンニクソルロンタン」(8, 000ウォン)をいただく。

その前にテーブルの端に設置されたタッパーにある塊の大根と白菜のキムチを自分でハサミでカットしていただく趣向。日本では見かけないのでとても楽しい。

出てきたソルロンタンには、優しい塩梅でほとんど味付けがされていないため、テーブルの塩やコショウ、唐辛子で好みの味付けにして食べる。あっさりしているけど牛骨独特のコクがあってとてもいい。

最後にカットしたキムチとごはんををソルロンタンの中に入れて、スープと一緒にクッパ状態で食す。いくらでもお腹に入るような錯覚に陥る。。恐るべし韓国飯・・・・

ソウル特別市 中区 明洞2街 2-2

ソルロンタンを食べて1時間後にユガネというチーズダッカルビの有名店を訪問。鶏肉と野菜をコチュジャンで鉄板炒めするタッカルビは日本でも流行中。

値段中 23,000w、大 32,000wなのでそう高くはない・・・

キムチやサラダは食べ放題でセルフ。出来上がるまでのお酒のアテにちょうどいい。

先に鉄板中央でタッカルビを炒め、野菜が柔らかくなってきたら周りに大量のチーズを投入。具材に火が通り、チーズが溶けたらフォンデュしていただく。途中で店員さんがちょくちょく来てタッカルビを混ぜてくれる。なんとなく自分で触りたいけど我慢する。

トロトロになったチーズに甘辛いダッカルビを絡めていただくとからさが和らいでチーズのコクとあいまって何とも言えないまろやかな味わいとなる。

ダッカルビを半分残してご飯を投入して焼き飯(ポックムパッ)でいただくと脳の中枢神経が壊れたかのように食べ続けてしまう。当然餅や野菜も味が染み込んで驚く美味しさとなる。

お腹いっぱいで歩けなくなるくらい食べまくりました・・・・・

ソウル市中区明洞8街キル11

営業時間 朝10:00~夜中25:00
休日 年中無休

この後夕方までホテルで休憩して90分後にカンナムのjungsikでディナータイム。

この日の締めに人気店の「明洞タッカンマリ」を訪問。看板メニューのタッカンマリ2000wを所望。最初にタテギ、にんにく、酢、醬油、ニラを合わせてつけダレを作る。

透明のスープが煮込むほどに白濁していい感じとなる。鶏肉はとてもジューシーで柔らかい。聞けば新鮮な韓国産の鶏肉を使用とのこと。スープはナツメなど7種類の韓方食材と鶏の足を12時間以上煮込んでいると聞き及ぶ。

柔やわになったトッポギや野菜も秀逸。日本ではあまり食す習慣がないためにとても新鮮に感じる。ニラも鍋に入れるとシャキシャキの食感でとてもいい。

白菜の浅漬けキムチ通常のキムチもいい口直しになる。鍋の端に浮かぶ黄色い脂が美味しいと友人に勧められていただいたけど54歳の肉体には厳しかった・・・生ニンニクも大量に摂取して元気モリモリになってホテルに帰りましたとさ。

ソウル特別市 中区 明洞2街 3-5
02-735-4316
10:00~24:00(ラストオーダー23:00)


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ひろせ 3月

毎月献立が変わるたびに訪問してはや1年半となる大阪の和食で最も好みである表記の店を訪問。実直で最後まで手抜きのない仕事と素晴らしいコストパフォーマンスに毎回大満足。少しでも美味しく作ろうという店主の広瀬氏の熱意がカウンター越しに伝わる。

料理は8000円のコースのみ。今回も糖質を控えるために焼酎とともにいただいた。

早春のうるい、芽キャベツ、こごみ、蕾菜、スナップエンドウを胡麻ソースで白和え風に供される。身体から毒が抜けていくような味わいでエネルギーが充填されるような気になる。

白魚の白扇揚げと北海道の雲丹とカリフラワーのソース。柔らかい白魚をパリパリの食感の衣で揚げたものはお酒がよく進む。カリフラワーのソースは大将のスペシャリティ。

平目、鯛の卵黄巻き、赤貝、昆布〆鰆の磯辺巻き、鯛の松皮造り、燻製にして皮目を焼いた鰆。。このお造りの6種盛りだけでもお値打ち。外連のない仕事なんだけどほんの少しの工夫で刺身がより美味しくなる。。

煮物椀は鹿児島産の筍と若布、若牛蒡が入ったひろうす。出汁の味わい塩梅も素晴らしい。。

炭火で焼き上げた真魚鰹。香川産のホワイトアスパラガス。蕗味噌と一寸豆。この料理がこの日一番好み。。真魚鰹と蕗味噌の相性がすばらしい。。お皿を舐めたいくらいの美味しさ。

ささ身の昆布〆。花山葵の醤油漬け。とてもさっぱりした味わい。。和食でささ身はあまり見かけないけどかなりクオリティーの高い一品。

山形県の平田牧場の平牧三元豚(ひらぼく さんげんとん)のロースト。 脂身がとても香ばしくて融点も低くとろける甘さがある。行者にんにくが入ったパンチのある醤油ベースのソースで供される。

食事はホタルイカを叩いて調味したものを白ごはんに乗せたもの。青みは蕗。。

甘みは蓬のプリンに餡をかけたものと苺の組み合わせ。今回も何をいただいてもワンランク上の美味しさ。カウンター席が6席だけなので早めの予約が必要。

過去のひろせはこちら

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00


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