2019年06月

四季旬菜 むら田

私どもの会社の支店の料理長がこの度独立して十三に出店。駅の東口の商店街を抜けると標記の店の看板が見える。間口の狭い小体な店だけど明るく清潔感あふれる内装。カウンター7席とテーブル席が2つ。料理は全てアラカルトのみ。木津市場等で仕入れた新鮮な食材を十三価格(低価格)で提供。

お通し替わりの胡麻油を効かせた白菜の御浸し、新蓴菜と山芋、鴨ロースの野菜巻き、玉蜀黍、わかさぎの花林糖揚げなど。。

胡麻のプチプチ感をあえて残した柔らかく練りこんだ胡麻豆腐。生うにと山葵、クコの実が添えられる。

お造りは旬の高知産の鰹、愛知産トリ貝、鱧、天然鯛、生雲丹の盛り合わせ。

天然鯛を酒蒸しにして中華風に葱油をかけて仕上げたもの。鯛の身もふわふわでとても美味しい。

琵琶湖の小鮎(3匹480円)は大きめのサイズなので食べ応えもあり。

木の葉の形になった鰯の酢締め480円は酢味噌で供される。値段は安いけど新鮮な鰯を丁寧に包丁して酢締めする技術はさすがである。

茄子と茗荷の冷製揚げ浸し380円は流石のしんみりとしたいい味付け。これだけ食べて飲んで一人2500円。。。気軽に訪問できるいい店です。

大阪市淀川区十三東1−17−17
17時〜23時の夜のみ営業。
06–6770−9777
当分の間休みなし。

四季旬菜 むら田日本料理 / 十三駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 十三, 和食 |

桜花 6月

フェスティバルホールでのコンサートの後、肥後橋にある表記の和食店を訪問。

場所は地下鉄四つ橋線の肥後橋駅の6番出口から徒歩数分。阪神高速の下ぐらい。モダンな店内はL字型のカウンター8席とテーブル席が4卓。ご主人と奥様で営まれている。今回はアラカルトで好きなものを所望する。

座付はこちらのお店の名物のトマトのすり流し。旬の水茄子とタピオカ、大葉のシャーベット。生ハムが添えられる。トマトの酸味と生ハムの塩気と大葉の苦味が相まった味わい。とてもよく考えられた一品。

水無月豆腐は胡麻豆腐仕立て。魔除けの小豆と新蓴菜が添えられる。振り柚子の涼味がとてもいい。

古城梅の甘露煮。甘くて酸っぱくて皮も柔らかくてとても涼しげな一品。

割鮮は旬のスズキ、平鯵、平目の3種盛り。花丸胡瓜とおかひじきが添えられる。トマト醤油が秀逸。

冷やされた旬菜の盛り合わせはホワイトアスパラガス、石川小芋、茗荷、黒皮南京、夏大根、千両茄子、独活。。どれも手がかかっていてとても美味しい。麦焼酎のソーダー割りがよく進む。

煮物椀は鱧と白滝素麺と花若芽。吸い口は実柚子。。

120グラムくらいの蝦夷あわびの焼き物は柔らかく蒸してから雲丹をのせて焼き上げる。濃厚な雲丹ソースと味わい深い鮑の柔らか煮の相性は抜群。下には茶蕎麦と若芽が敷かれている。

カダイフを巻いて作られる大人のエビフライは自家製マヨネーズともろみ味噌が添えられる。海老を2本束ねて中には海老の味噌を鋳込んで風味づけ。。かなり手の込んだ食べ応えのある一品。

同伴した友人はさらに稲庭うどんを食べていたけど私は糖質制限中なのでパス。上質で手のかかった料理が思いっきり飲んで食べて会計は一人1万円以下。博識な店主の森田さんとの会話もご馳走です。。

大阪市中央区高麗橋4-5-13
06-6201-0223
営業時間:11:30-14:00 8:00-23:00
定休日:日・祝

高麗橋桜花日本料理 / 肥後橋駅淀屋橋駅大江橋駅

夜総合点★★★★ 4.0


カテゴリー 肥後橋, 和食 |

ダナン・ホイアン訪問

まずはベトナム中部のホイアンを訪問。日本人が作った木製橋の日本橋や界隈の観光地を見て食事はベトナム中部の伝統的食事ができるレストランを訪問。

最初に出てきた麺料理のカオラウ(Cao Lau)はホイアン三大名物の中でも象徴的存在の料理。どんぶりに少量の濃厚スープが入ってうどん風の麺に絡ませて食べる。スープの味付けや野菜などの具はレストランによって異なるらしい。特別どうってことはなかった。

Fried Wontonは揚げたワンタンにエビや豚のすり身を乗せたもの。パリパリした食感以外特筆するものはないけどビールにはよく合う。

ホワイトローズという何ともお洒落な名前が付いているホイアン第二の名物料理。ワンタンのような米粉で作られた生地の上に海老のすり身や揚げたニンニクが添えられている料理です。

ニンニクのパリッとした食感とツルツルの柔らかいワンタンの食感の妙が面白い。ヌクマムをたっぷりつけて食べるのが現地流とのこと。と

ダナンに最近できた日本人とベトナム人の共同出資の寿司店。スタッフは全員ベトナム人。とても緩い空気が流れていてある意味ベトナムらしい日本料理店。

寿司盛り合わせ上は1700円。ビジュアルはまあまあ。ベトナム人の一番好きなネタはサーモンらしい。あとは現地で取れる黒カンパチなど。ほとんど日本やタイ製の冷凍ネタを使用。

店の名前を冠した寿司ワールド巻き700円。アボガドがたくさん現地で獲れるのでサーモン、海老と組み合わせたもの。思いの外美味しいのにびっくり。

ダナンで人気の焼き鳥店。こちらもスタッフは全員ベトナム人。ベトナム人の時間給は150円くらいとのこと。

焼き鳥盛り合わせ1650円。日本よりも高いのにびっくり。。ずり、ねぎま、ベーコントマト巻き、心臓、つくね。味は食感がパサパサでイマイチ。。。

焼き鳥店なんだけど寿司盛り合わせ1800円も存在する。。シャリが柔らかいのが気になったけど許容範囲内。。ベトナムでは寿司は日常食になりつつある。。スーパーでも販売しているし寿司バーなるものもあちらこちらで見かける。

寿司とバーベキューの組み合わせ。この他にもとんかつや鍋なども普通に取り揃えられている。

いくら240円。。サーモンを海苔がわりにしたものもユニーク。こちらでは納豆巻きも人気。

海ぶどうは沢山獲れます。。山盛り入って250円くらい。。お酒のアテにぴったり。

ダナンの海岸沿いにある海鮮ベトナム料理。入り口に大きな水槽があってロブスターや蟹が泳ぎまくる。

スタンダードな海老の入った生春巻き。ニョクマムや甘いチリソースにつけていただく。

里芋のようなものをマッシュして揚げたもの。伝統料理の一つとのこと。

海老がそのまま入った揚げ春巻き。香辛料の入ったフルーツのソースにつけていただく。

イカのフライ。。特にどうってことないけどビールにぴったり。

好物の海老はさっと揚げてスパイスをかけたもの。。この他にもチリクラブのようなものや大きな淡水魚を揚げたものなど。。しかしながら何も大味。。今回も3泊4日で20食くらい食べ歩きました。。ここ数年の物価の上昇にびっくり。マッサージは汚い系のローカル店だと90分1800円。綺麗系だと3500円。。ほぼ日本の価格と変わらなくなってきています。。。


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