2020年08月

米増 8月

福島にある毎月訪問する表記の和食店。予約困難店で3月先まで常に満席。この日は17時半一斉スタート。料理は仕入れによって変わるがこの日は16500円とのこと。本湖月で修行されたご主人のが作るよく考えられた献立と道具立、そして料理は大阪では現在ナンバーワンと言われる。料理写真を載せたのSNSは禁止となっているので毎回献立のみ列記。

 

8月の献立のテーマは「お盆」。ハスの花や葉、ほおずきを使った料理が並ぶ。

・先付けはハスの花をあしらったイチジクのコンポート。さっぱりした口当たりとガラスの器が涼しげ。

・大きく包丁をした島根県隠岐の蒸し鮑。鮑の旨味がとても強い。肝で和えた北海道産の切り干し大根と小芋、満願寺唐辛子が添えられる。

・煮物椀は澄まし汁に山梨県の仁王しめじを浮かべたもの。淡味を極めた味わい。

・活鮮は一品ずつ供される。最初に淡路島由良の雲丹は一切ミョウバンを使用していない上物。続いて脂乗りまくりの大きな平目の薄造り、本鮪の赤身は苦手なのでボタン海老に変更いただく。

・目の前で火入れされる大きな島根の高津川の鮎は頭と中骨を外して供される。香り高い鮎の身は日本酒との相性がとてもいい。頭と中骨は素揚げで後ほど登場。

・大きな蓮の葉に包まれて登場した八寸は中にほおづきがたくさん入っていて中に茨木産の鴨ロースや芋茎、蛸の柔らか煮、マスカットのおろし和え、枝豆真薯など色々な酒肴が鋳込まれていてとても楽しい盛りつけとなっている。

・焼き肴は目の前で骨切りをした大きな鱧に米あられをつけて焼き上げたもの。カリカリとした食感とふわふわの身の対比が面白い。

・進め肴として冬瓜とクエの鍋仕立て。。美味しすぎて悶絶する・・・・

・食事は釜で炊き上げた白ご飯に香の物とおかず味噌を添えたもの

・デザートは山梨産の良く熟れた白桃とメロンのソルベ。

・甘味は滑らか過ぎる水羊羹と抹茶でフィニッシュ。

何をいただいても驚きと感動がある・・・・隙のない仕事に敬服する。。接遇も素晴らしく気軽にお客さんに声がけされる姿も好感が持てる。。とてもいいお店です。。。

 

過去の米増はこちら

大阪市北区大淀南1-9-16


カテゴリー 未分類 |

大衆イタリア食堂 アレグロ 天満店

関西やアメリカでイタリアンや居酒屋業態を約20店舗くらい展開しているレストランバンクという会社が経営する表記の有名なピザ店を訪問。

地下鉄堺筋線扇町駅4番出口から出て天神橋筋商店街を南方向に進んだところに位置する。交差点の南西角にある可愛いピンク色のお店でよく目立つ。聞けばここが創業店らしい。

店内は約50席で結構な広さ。カウンター席も6席あるので1人客でも大丈夫。

最初に生ハムとモッツァレラのサラダ900円。水牛モッツァレラはナポリから空輸のポンティコルボ社のものを使用とのこと・・・量が少ないのが残念・・・ハムは普通かな

トスカーナの名物料理の鶏レバーペーストのクロスティーニ580円は白ワインによく合う。

そして世界6位のナポリピッツァの王様マルゲリータDOC2180円登場。。トッピングはミニトマトとポンティコルヴォ社のフレッシュなボッコンチーニ(小さめの水牛モッツァレラ)。トマトソースの代わりのミニトマトも水分を抜いているので生地が水っぽくない。

30cm以上のサイズで食べ応え満点。しかしながら生地は薄めなのと軽いのでスルスルと口に入っていく。。水牛モッツァレラのミルキーな感じもとてもいい。。

最近色々な有名店のピッツアをいただくけど材料が小麦、塩、水、酵母だけなのに味の違いがあるのがとても不思議・・・なかなか奥の深い食べ物である。

大阪市北区同心2丁目5-20

 

大衆イタリア食堂 アレグロ 天満店ピザ / 扇町駅天満駅大阪天満宮駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 扇町/天満, イタリアン |

カルネジーオ ウエスト

茶屋町にある表記の店に登山の帰りに立ち寄る。阪急三番街の北側に最近出来た飲食街の一角に店がある。東京の繁盛店舗の関西初出店。店に入ると店の真ん中のオープンキッチンを取り囲むようにして作られているロの字型カウンターと数隻のテーブル席と個室。かなりいい雰囲気なのでデートにピッタリな感じ。若いカップルで店は満席。。

ドリンクも手頃でボトルワインが2800円と3500円の2ライン。

最初に以前も食べてとても美味しかった生ハムとプラッターチーズ。。スライサーで超薄切りにした塩気の強い生ハムをチーズと一緒にいただく。適度に胃が刺激されるのがわかる。

イタリアの少し高級なスパークリングを特別に選んでもらう。蜂蜜のような香りがとてもいい。

アボガドを醤油とごま油に漬け込んだもの。。身体に良さそうな感じ。

オープンキッチンの真ん中の鉄板で女性シェフのなおさんが焼くホワイトアスパラとオクラ。。どちらも下ゆでして丁寧に焼き上げる。。

名物の菊菜のサラダ。爆弾と呼ばれている。

この日、所望した看板料理のオーストラリア産のヘレ肉300gが登場。じっくりと鉄板で焼きこんで最後はオーブンで仕上げていた。熱々にした皿の上でホールスタッフが大きなナイフで切り分けしてくれる。ソースの焦げた香りとメイラード反応で香ばしくなったソースがジュージュー音をたてるのがなんとも言えない。。

大きく切り分けられた肉を肉汁の入ったソースにつけていただく。。残ったソースはご飯をダイブさせていただくという趣向。

食後はなんなんタウンのかき氷でクールダウン。

この日の六甲山の登山中、山のてっぺんで20匹くらいの猫が繁殖していた。。食事とかどうしているのかな・・・・

過去のカルネジーオウエストはこちら

大阪市 北区芝田1-6-2 茶屋町あるこ1F

 


カテゴリー 梅田/JR大阪, イタリアン, 鉄板焼 |