2021年04月

千里しゃぶちん ハルカス店

あべのハルカス12階にある表記のしゃぶしゃぶ専門店を訪問。大阪でもあちこちに一人しゃぶしゃぶの店があるけどこちらの店が1972年に千里中央で始めたのが最初とのこと。現在は千里の本店とハルカス店と芦屋にも店舗がある。

店内は入ってすぐ、手前側にU字型のカウンター席が10数席、奥の窓に向かったカウンターに10席の合わせて25席ほど。全て一人仕様なのでテーブル席はなし。

先付けや中華麺、デザートなどがついたセットメニューもあるけどダイエット中なのでしゃぶしゃぶ単品を所望する。単品メニューも牛肉・豚肉がグレード別に数種類あり、それらを組み合わせたりできるようになっている。牛肉も安いアメリカ産から国産、和牛、近江牛まで色々取り揃えておられる。

今回は和牛と沖縄のやんばる豚の肩ロースを組み合わせたもの3180円を所望する。

目の前の電気コンロで出汁を沸かしている間に鍋の野菜登場。
野菜は珍しい金時草やおかひじき、丘若布、雲南百薬などの珍しいあまり食べることのない野菜がたくさん盛り込まれる。
牛蒡や瑞々しいグリーンアスパラ、鳴門金時もかなり美味しかった。

タレは酸味の効いたポン酢と濃厚なゴマダレでニンニクや豆板醤、一味などを入れることを勧められる。。このタレが予想以上に美味しいのでびっくり。

牛肉は融点が低くしゃぶしゃぶすると脂が溶け出す。。肩ロースもしっかりとしたコクのある味わいで大満足。蕎麦つゆのような出汁もあって豚肉や野菜はそれにつけるととてもマイルドにいただける。

食べ方などすべてアテンドしてくれる店員さんの目配りとサービスがとても心地よい。ネギが入れ放題なのも嬉しい。

追加で白金豚のバラ部分を所望する。これもまた違った味わいでコクがあって食べ応えあり。お肉も野菜も須らくとても美味しい。

最後は中華麺を勧めていただいたけどお腹いっぱいなのでスープだけいただく。。このスープも目がさめるくらいの美味しさ。。一人でゆったりと好きなものを好きなようにいただけるのがとても嬉しい。便利ないいお店です。。

大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス近鉄本店 12F


カテゴリー 天王寺/阿倍野, その他料理 |

すし寛 4月

友人と飛田商店街にある表記の寿司店を訪問。この日は時短営業で20時閉店。それでも夕方からひっきりなしに客が入りまくる超人気店。動物園前駅2番出口から商店街に入って徒歩5分。

右を見ても左を見ても中国女性が接客する居酒屋という名のガールズバーがひしめいていてどの店も若い客でいっぱい。。みんなカラオケで歌いまくってコロナウイルスを拡散させている光景はとてもやるせない。

家族経営の寿司店は大将と調理師2名で寿司や料理を作りまくる。接客は奥さんがキビキビとこなして活気のある空気が店内に満ち溢れる。

いつも注文する小タコの旨煮はこの日は飯蛸が使用される。先付けにぴったりのいい味わい。

巨大な活赤足海老があったので酢の物でいただく。海老が甘くて最高の味わい。

生の鳥貝は生姜醤油で。ヒモ部分は酢味噌でいただく。

大きな日本海の走りの岩牡蠣はおろしポン酢でいただく。

鯨肉3種盛りはさっぱりした赤身部分は生姜醤油で、希少部位のミンククジラの畝す(お腹の脂部分)はとても旨味が濃くて味わい深い。柔らかなさえずり(舌)は酢味噌でいただく。最近なかなかこんな上質なクジラはないと思う。

大きな天然鯛のあら炊きはさっぱりと炊き上げている。筋肉質のほっぺた部分や口元のゼラチン部分がとてもいいお味で日本酒が進みまくる。

最後に寿司を少しだけいただく。うなぎの白焼きと好物のタイラギ貝を所望。

最後にきゅうり巻きに北海道のウニをたっぷりのせたものでフィニッシュ。お酒も日本酒や焼酎をたくさんいただいて2人で12000円の会計でした。。

過去のすし寛はこちら

大阪市西成区太子1-15-2
06-6641-6654
16:30〜24:00
月休

 


カテゴリー 動物園前, 寿司 |

蕎麦処 幸村庵

休みの日に南海高野線の九度山駅徒歩5分にある表記の蕎麦店を友人と訪問。界隈で一番の人気店とのこと。

こちらは真田信繁(幸村)が14年間の蟄居生活を送った真田屋敷跡の横に市の第3セクターで平成22年11月に開業した町興し蕎麦店。蕎麦職人さんは一般公募したとのこと。

蟄居させられていた場所(真田屋敷跡)に建つ建物は真田庵と通称されるが、正式には、善名称院という寺とのこと。こちら以外にもミュージアムや古墳のようなものなど九度山 周りには真田家ゆかりの名所が色々点在する。

お店は和風の大きな一軒家。手入れが施されたお庭を通り抜けて古民家を改装した店に入るとすぐ広めの土間があり、その奥に厨房が見える。土間で靴を脱ぎ、座敷に入ると中はテーブルと椅子のスタイル。床の間にはシンボルの真紅の甲冑が飾られる。
せっかくなのでいくつかあるセットメニューのうち1番高い「幸村御膳2200円」を注文する。

出てきた幸村御膳は蕎麦に胡麻豆腐のような蕎麦豆腐、蕎麦出汁を使った少し甘い卵焼き、柿の葉寿司、天ぷらがセットされていてボリューム満点。

柿の葉すしも美味しくて蕎麦も二八で喉越しも良くてとても美味しい。蕎麦湯まで頂いてお腹いっぱいで店を出る。

そこから幸村のお母さんが入った「慈尊院」や高野山町石道にある世界遺産丹生官省符神社や農産物直売所などがある「道の駅 柿の郷くどやま」、紀ノ川に泳ぐ大量の鯉のぼりなどの史跡や観光施設などを廻って楽しむことができた。

デザートに駅から徒歩15分くらいの奥いちご農園でまり姫と紅ほっぺを大量にいただく。最近稀に見る美味しいイチゴをいただいた。。性根が卑しいので一気に60個くらい食べた・・・いちご狩は5月末まで。。

和歌山県伊都郡九度山町九度山1404
℡:0736-54-3751
営業時間:11:00~18:00
定休日:月曜日


カテゴリー 和歌山県, 蕎麦 |