カルネジーオ ウエスト

六甲山登山の帰りに阪急三番街の北側「茶屋町あるこ」という施設にある表記の店を友人と訪問。日曜日なのでお店は超満席。立ち飲み居酒屋のように大きなオープンキッチンを囲んでカウンター席が配置。照度を落とした高級感ある内装と場所柄でほとんど若いカップル客ばかり。

過去にも何度か訪問しているのでソファーのある奥のカウンター席をリクエスト。オープンキッチンの中では熟練の3名のスタッフさんが必死のパッチで料理を作りまくる。料理を作るスピードも素晴らしいけど丁寧に食材をカットしたりなんども味見をしたりする所作も見ていてとても楽しい。

乾杯はなみなみスパークリング。登山で喉が渇いていたので一気にいただく。

前菜はいつも注文する幻のハムと言われるクラテッロとプラッターチーズ1200円の盛り合わせ。以前は950円だったけど最近大幅値上げ。注文ごとにハム切り用のスライサーで紙のように薄くカット。上に乗ったオリーブオイルのかかったフレッシュプラッターチーズと合わせていただくととても美味しい。

お通しの焼きたてパン300円は燻製のホイップバターを添えて供される。今週まで炭水化物を制限しているのでこの日は我慢する。ワインと最高に相性のいいスモークバターが秀逸。

和牛のタルタル1800円は目の前で塊肉を切り出して丁寧に作る。薄くカットされたバタートーストと一緒に供される。口に入れると解けるように溶け出す脂の甘みと肉自身のシルキーな舌触りにびっくり。程なく塩、胡椒、オリーブオイル、レモン果汁で味つけられた旨味が追いかけてきて、ピクルスとエシャロットのキリッとしたアクセントが合間ってなんとも言えない複雑な深い味わいとなっている。

口直しの春菊爆弾500円はパリパリの食感と爽やかな香りでエグミが全くない。味の素風味なのが少し残念。

メインの豪州産ヘレステーキ「ビステッカ」は200g  4000円。。和牛肉もあるけど価格はほぼ同じ。スタッフさんはこちらをお勧め。

鉄板で焼きこんでオーブンで仕上げられた肉は塊のまま音を立てて熱々の皿で供され、サービス係の女性スタッフさんが大きなナイフで目の前で切り分けてくれる。焦げたバターニンニク醤油もメイラード反応でとても香ばしい。

残ったにんにくバターソースでガーリックライスを勧めていただいたけどダイエット中なのでこちらもパスする。総じてリーズナブルで雰囲気も良くて美味しくいただける普段使いの大好きなお店です。

過去のカルネジーオはこちら

大阪市 北区芝田1-6-2 茶屋町あるこ1F

予約はネットから。。。現金決済不能です。


カテゴリー 梅田/JR大阪, イタリアン |