鮨 希凛

休日に淡路島岩屋の表記の店にランチタイムに訪問。淡路ICを降りてすぐにある【道の駅あわじ 海千館 】の隣のムーンジェリーという複合施設内の2階に位置する。当然車でしか行けない立地。明石海峡を挟んだ向かいの明石の魚棚商店街に同名の本店がある。この日は明石の本店のご主人がこちらのつけ場に立っておられた。

店内は檜の一枚板の10メートルはある大きなカウンター12席とテーブル席が2つ。この日は6820円のお昼のおまかせコースを所望する。ランチタイム、夜とも休日平日問わず満席が続く超繁盛店。

カウンター越しの窓からは明石海峡大橋がパノラマのように見える。これはまさに息を飲む絶景。

座付きはトウモロコシの摺流し。

骨切りをした地元産の鱧を湯がいて温かいままポン酢と茗荷おろしでいただく。ふわふわの食感と甘い身がなんとも言えない美味しさ。

瀬戸内産の真蛸の唐揚げ。噛めばエキスが咥内いっぱいに広がる。かなりレベルの高い、高品質なもの。

使用されている器は備前焼・信楽焼を中心に、淡路の焼き物も使っていると言っておられた。

ここから寿司に入る。最初の扉は剣先烏賊。。温かくて小さめのシャリは赤酢を使用。口の中で解けて円やかな酸味と甘みを感じる。続いては旬の鱚を締めたもの。鯛はおろしポン酢で。マグロは外国産と言っていた。私はマグロが苦手なのでツブ貝にしていただく。

この時期ならではの石影貝はとても甘い。。脂乗りまくりののどぐろの炙り。由良産の雲丹はとてもよく肥えたもの。天然車海老、漬けマグロ(私は剣先烏賊に変更)、焼き穴子の手巻きでフィニッシュ。若いご主人だけど目配り気配りも良くて心地よく食事を楽しむことができました。

寿司を食べている最中もきらめく海と明石海峡大橋が視界に飛び込んでくる。なかなかの贅沢でした。。

帰りに福良に寄ってうず潮クルーズに乗って初めての生うず潮見学。。

兵庫県淡路市岩屋1871番地
TEL0799723811
営業時間 昼 11:30〜,13:15〜(2部制)
夜 17:30〜22:00
※土日祝のみ 17:30〜,19:30〜(2部制)

 


カテゴリー 兵庫県, 寿司 |