鮓 きずな

京橋の表記の寿司店を訪問。JR京橋駅から商店街を抜けて徒歩8分。京橋では広川とともに超人気の店。18時と20時40分からの2回転営業でこの日は遅い時間の予約。最初にビールを注文して飲んでいると日焼けをした店主の近藤氏がシングルのコックコートを身に纏って登場。13席のカウンターを一人で回す手早い仕事ぶりも名物。

最初に明石の鯛と旬のコウイカの刺身。おろしたての山葵醤油か塩でいただく。続いて瀬戸内海の鰆のづけと北海道根室の秋刀魚。パリッと焼き上げた名物の穴子と続く。日本酒とともに鱈の白子を潰してあおさ海苔と合わせたシャリの上にかけたもの。。箸洗いは蜆の小吸い物。これらが一気に出てくる・・・

続いて烏賊と海苔の素麺仕立て。。名物のすり潰したあん肝に刻んだ奈良漬けを合わせたものは海苔とシャリと一緒にいただく趣向。。日本酒がよく進む逸品。続いてもずく酢、 鰯の炊いたもの、 椎茸と山椒の小さな茶碗蒸し。。緩急のある酒肴とともに色々な日本酒を楽しむことができる。

寿司の扉は宮城県の鯖を使った棒鮨から。続いて肝を挟み込んだかわはぎ、マグロの赤身の代わりに昆布〆にした鱚、軽く火入れしたビッグサイズの仙鳳趾の真牡蠣、叩いた葱をのせた〆鯵、マグロのトロと続く。

こちらのシャリは赤酢を使用。かなり個性的で饐えた香りと酸味がかなり強い。
さらに専用の保温機により温かいシャリで握るスタイル。

私はトロの代わりに大きな煮蛤、天然の鰤、ふわふわの煮穴子、いい塩梅に締めた小肌 最近赤潮のため不漁で価格が高騰する北海道産の雲丹、カステラのようにふわふわの芝海老の入った玉子でフィニッシュ。どれもがしっかりと仕事を施されていてお腹もいっぱいになる。。コスパも良くて常連以外は予約がとれない店というのも納得。ご馳走様でした・・・

大阪市都島区都島南通2丁目4-9


カテゴリー 京橋, 寿司 |