甘蘭牛肉麺 大阪日本橋本店

松屋町筋にある表記のラーメン店を訪問。天満橋で不動産業をはじめとする様々な事業を大きく拡大されている「谷町君」という会社の運営。最寄りの駅は谷町9丁目だけど駅から8分くらいの場所に位置する。お店は視認性もよくかなりかっこいいファザードとなっている。

こちらの運営会社が中国人スタッフを中心にグローバルにビジネスを展開されていると聞き及ぶ。こちらの飲食事業もベトナム人と中国人スタッフの方で運営。

以下HPより引用・・・

蘭州牛肉麺は、清朝の嘉慶時代にまで遡る長い歴史があります。 1915年頃、中国蘭州の旧市街で、屋台形式で登場しました。 蘭州牛肉麺は100年以上に渡り、独自の製造工程を形成し、新鮮な牛肉と牛肉の骨を蒸し、あっさりとしたスープを生み出します・・・・

甘蘭牛肉麺の第一店舗は、2020年コロナ禍に大阪でオープンしました。甘蘭牛肉麺は中国発祥、創業人の張鉄林シェフは蘭州の現地住民です。蘭州牛肉麺の名職人である王安全の元で弟子入りし、北京で「甘蘭香湯麺」店をオープンしました。現地では知らない人はいないほどでした。

2016年、張鉄林シェフは繁星グループの代表取締役の劉洋と知り合い、日本に甘蘭を持っていきたいと考え、2年間の現地調査等を経て、繁星グループの投資で、甘蘭牛肉麺をオープンしました。

店内中央には大きなテーブルが鎮座。しかしながら綺麗にデザインされていてかなりオシャレな空間となっている。最初に食券を買うんだけど券売機で麺の種類やスープの辛さ、肉を増やしたりパクチーを追加したりのトッピングに至るまで細かく選べるようになっていてそれがオーダーシステムに紐付けされているという日本では初めて見るシステムにびっくり。。多分中国製であろう・・・

メニューは2種類で「甘蘭牛肉麺」と「拌麺」。今回は初めてなので看板商品の甘蘭牛肉麺のデフォルトを所望する。注文後に厨房の中のスタッフが麺を伸ばし始める。小麦粉の塊に油をつけて伸ばして丸めてを数回繰り返したのち。小麦粉の塊をビユーンと引き伸ばしてあっという間に麺状に仕上げて鍋にドロップイン。。見ていて思わず拍手をしそうになる。。

しばらくして着丼。麺は思いの外に柔らかい。ラーメンというより素麺に近い印象。日本ではあまり経験のない独特の香辛料の香りの塩味の牛骨スープもエッジの立ったパンチのある味わい。

ラー油を混ぜると辛味が伝わりよりエスニック感が強まる。柔らかく炊いた牛肉もいい味わい。最後に黒酢を入れて味変を楽しむ。後口もすっきりしていて胃にもやさしい感じ。店前にコインパーキングあり。ごちそうさまでした・・・

大阪市中央区高津1丁目10-20


カテゴリー 谷町九丁目/上本町, 松屋町, 麺料理 |