中国菜 エスサワダ

西天満の表記のミシュラン店を友人と訪問。17時の訪問で貸切状態。界隈には有名店が軒並み並ぶ裁判所の近くに位置する。間口は狭く奥にテーブル席が並ぶ。キッチンは若い方が7名くらいで切り盛り

テレビや雑誌で有名な澤田シェフは不在で普段は調理されず社長業に専念し東京をはじめとするたくさんの店舗を管理されていて今後もたくさんの出店予定もあるとスタッフさんは言っておられた。

この日は16800円のコースにワインのペアリング5杯(7000円)を所望する。

前菜6種盛り合わせ。八尾産の枝豆を紹興酒の酒粕のソースにつけたものは特にどうってことなかった。汲み上げ湯葉を重ねた豆腐は既製品なのが残念。鱧のフリットと中国筍の揚げたもの。大根餅のフライ。干し豆腐も普通。よだれ鶏はかなり美味しい。

この日のワインはこんな感じ。。最初にシャンパンを提供いただいてそのあと白ワイン3種と赤ワインが1種。

続いてビーフンの北海道産の塩水ウニのソース。その上にポーランド産キャビア。いわゆるカッペリーニを模したものだけどどうってことはないアイデア料理。

ヨシキリザメのフカヒレが入ったスープ。かなりの時間をかけて煮詰めているとさびすの方は宣う。かなり濃厚で最後は添えられた白ご飯にかけていただく。

マナガツオのロースト。天盛りに黄ニラと万願寺唐辛子。前菜にも出てきた中国筍(緑筍)も添えられる。

えびすもち豚のスペアリブはジューシーな仕上がりでかなり美味しい。ピーナツもやしの食感もいい。流行りの雪塩が添えられる。

蒸籠に入って出てきた小籠包とフカヒレ餃子。小籠包の皮が冷食のような食感だったのが残念。たくさん作って冷凍保存しているのかな・・・・

こちらのお店のスペシャリティの大和肉鶏のクリスピーチキン。北京ダックと同じ作り方をしていると言っていた。

プレゼンテーションの後は切り分けて提供。山椒塩、セロリ塩、
五香粉塩などの5種類の塩と豆板醤、赤酢を掛けた大根おろしでいただく趣向。残ったチキンやその頭部分はお土産に包んでいただける。

麻婆豆腐は本格的でとても辛いけど味に深みがあって美味しい。

あおさ海苔が入った一口麺。スープはとてもクリアな味わい。

杏仁豆腐黒蜜かけでフィニッシュ。約3時間の食事でした。。

予約時に好物の海老・蟹料理を所望したけど叶わず。。澤田シェフがいたら仕入れてくれたのにと残念に思う。

食後は中之島でクルージング。川面を通る風が心地いい。

北区西天満4-6-28


カテゴリー 北浜, 中華料理 |