焼き肉道場 松ちゃん 10月

休日に長居公園を一人ロングラン。。。夕方に雷が鳴ったので15キロでリタイアして風呂屋で汗を流す。。公園に行く途中でこのお店の奥さんと遭遇する。その瞬間口の中が焼き肉になる。。。この店の奥さんとても気さくで面白い。。。どこがと言われると困るがお店同様いい味がある。。予定していなかったが急遽訪問。お店は家族でされているのでとてもアットホーム。。。。

先ずはビールを所望しこの店の看板商品の一つであるタン刺しを注文。。。この日は一人焼き肉だったのでカウンターでご主人の手元を見ながら食す。真っ白な脂の乗りまくったタンの根元の塊を薄くスライス。。口に入れると甘い脂と塩胡椒が混ざって旨味が脳幹を刺激する。。あっさりしていて旨味がいっぱいあって。。。肉の刺身にありがちな獣の匂いは全くない。といって魚のようなクセもない。

この日おすすめが生センマイ。。。センマイもいろいろあってネズミ色の濃いものや肉厚のもの。ぶつぶつ部分が大きいものなどすべて牛の個体によって異なるらしい。この日のものは身が薄くて見た目同様味も繊細。ポン酢でいただく。。。。ムチャ旨。。。言葉も出ない・・

一人なのでホルモン3種盛り合わせ920円。私は赤セン、ツラミ、テッチャンを所望。このほかタン、マメ、レバーもある。身も分厚く食べ応え満点。。どれも鮮度がいいのでクセがないのがすばらしい。

左はオリーブオイルを使ったニンニク焼き300円。ホクホクして最高。。。センマイのへたの部分をサービスしてくれた。。こんな心遣いが嬉しい。。。塩焼きにしたらめちゃ旨い。。。

この店のかくれた名物のナムル盛り合わせ。特に豆もやしが秀逸。ここまででビールを2杯飲んで、レモン酎ハイ2杯、ハイボール2杯。。とにかくお酒がすすむ。。。

そして、松ちゃんと言えばサーロイン薄切り。。。この日は長崎産とご主人は言っておられた。この素晴らしいサシの入ったサーロインを手切りしてモミダレに浸けておもむろに焼く。。もちろんご主人が最高の火入れ状態になるように焼いていただく。。。

醤油の香ばしい香りが中枢神経を刺激しまくり。。

ガーリックの麗しい香りもうっとりする。。この香りだけで小ご飯一杯は食すことが出来る。。この料理は他の店で食したことがないし、もしあったとしてもこの価格(一人前1300円)では絶対あり得ないと思う。

よく言うんだけど初めて注文する人はこの肉を注文する前に救急車を呼んでおく。。。旨すぎて卒倒する可能性があるため・・

法善寺の「一心」という高齢のご主人のやっているお店の近くで人が倒れていたら間違いなくその店の客である。。。支払いが高すぎて皆ぶっ倒れる。。という話を思い出す。私も一度行ったことがあるが最高の食材を普通に出すので一人6万円くらいになる。。藤原紀香常連とよく聞く。。そんなことはどうでもいいが・・

咥内を口いっぱいに肉の旨さとタレに絡んだガーリックの旨味が絡み付き、その後に肉の焦げの香りと焼き上げた直後にふりかけたレモンの酸味やヤンニンジャンの辛みなどが絡まって旨味の曼荼羅の世界に入り込む。。一言で言えば甘くて辛くて酸っぱくてコクのある濃い味。

最初はレモン酎ハイかハイボールで脂を洗い流しながら3口くらい肉だけ食す。そしてこのあと大飯を注文してこの肉をご飯の上に敷いてムシャムシャ、ザブザブ食す。。。涙が出るくらい旨い。。。

ご飯の量が半分になったら玉子スープを注文してナムルの残りをご飯に敷き詰め真ん中に残りの肉を盛りつける(写真参照)。。。右端の白いのはふかふかに仕上がった焼きニンニク。。

これをぐちゃぐちゃにかき回して食す「特製ビビンバ」。。。見た目以上に旨い。。。根性入れて食べないとショック死する恐れあり。。心臓にくる。。

私の開発したこのビビンバなんだけどこのペロペロ日記を見て同じように注文するお客さん最近増えまくりらしい。。過去に私が「のりちゃんビビンバ」と命名し店のご主人にも過去に認可をいただいた。。

しかしながらこの「のりちゃんビビンバ」はこの度、とある羽曳野方面の役所勤務のお客さん(会ったことはないが)へ「ネーミングライツ」することになった。2012年11月1日よりこのビビンバは『ウチモトビビンバ』と改名。ちなみにネーミングライツ料は生ビール1杯。。店のメニューに載せてくれるかどうかは不明。

大阪市住吉区長居1-12-4

06-6692-6171


カテゴリー 長居, 焼肉 |

もつ鍋 いっしん 10月

長居公園でのランニングの後に一人もつ鍋。とてもヘビーユースする最近のお気に入りのお店。

この日は白モツ盛合せ(アカセン・小腸・ハチノス)750円にセンマイとトッポギをトッピング。国産の石鍋にたれで揉み込んだモツをいれて炒めて野菜を投入。三種類の味噌とカツオのよく効いたスープを合わせたもの。。とてもコクのあるいい出汁である。

ビールとの相性もぴったりだし特にこの店オリジナルの日本酒にライムを入れて炭酸で割ったものがさいこうにいい。若い店主はキム兄そっくり。寡黙だけど人柄はとてもいい。個人的に好きなタイプ。カウンターで世間話をしながら私の鍋を作ってくれる。

煮えてきたらこんな感じ。モツはかなり新しい。脂もプリプリでお酒がどんどんすすむ。トッポギはかなり良くあう。クセも全くない。。。コラーゲンたっぷりで身体にもいいであろう。

そのあとお決まりの自家製麺。。うどんのようなパスタのような食感だが微妙にねじれているので出汁がよく絡む。。これは非常に美味しい。本当は雑炊も食べたかったんだけど一人では無理・・・

白モツ以外も「赤モツ盛合せ(ハート・千枚・ツラミ)」800円もある。。。何人かで行っていろんなトッピングをするのがおすすめ。

大阪市阿倍野区西田辺2-6-3 06-6696-1112

営業時間:17:00~24:00
定休日:水曜日


カテゴリー 鶴ヶ丘, 長居, 西田辺, |

鶴と亀

北新地から御堂筋を渡って老松通りのラブホの横の路地を入ると情緒豊かな昭和チックな店が何件かあり(どの店もとても素敵)その一番奥に最近出来た現在話題殺到中の寿司店。

この店は心斎橋の大人気居酒屋ニコグループの4店目のお店。少し時間があったので北新地の硯見通りの立ち飲み生酎ハイ店の「檸檬」で一休み。友人と採用の話や四方山を語る。。この店の最近の私のお気に入りのキウイの生酎ハイ。。果肉たっぷりで身体に良さそう。。。

そのあと噂の寿司を求めて西天満へ。お店は小ぢんまりとしていて和の可愛らしさもあってかなりいい空気感を醸し出している。L字のカウンターに9席のみ。
一般的な寿司屋に有るガラスのネタケースはなく木箱に入った本格派。

スーパードライで乾杯。。。グラスはうすはり。。。

能登のモズクと北海道のホタテと長芋。。スッキリとした酸味を感じながらつるりぬるりを愉しむ。

お造り盛り合わせ。。すべて一手間かけた仕事をしている。大葉の奥に隠れているのが寒ブリの黄身しょうゆ漬け。かなり美味しい。。蕩ける。甘口の日本酒をいただく。。その横が天然子持ち昆布に甘エビの塩麹漬け。煮鮑に剣烏賊の塩辛、クラゲの和え物。。。お酒がすすみまくる。。。

握りの最初はマアジ。。。関東産(房総半島)と言っていた。赤酢仕込みのシャリはネタといい一体感があるシャリの炊き具合がとても良く舌触りにパサつきも無く滑らかで、歯応え・解れも芳しい。
すべてネタに煮きり醤油を塗ったり味付してくれるためそのままでいただけるのも嬉しい。

振りゆずと塩でいただくコチ。。。旨味も充分乗っていて美味しい。

天然ヒラメ。。。普通に美味しい。。。

サシの入り方からして養殖(畜養)であろう。奄美の本まぐろ。。私は食すことが出来ずパスする。。

酢の酸味を尖らさずマイルドに仕上がった真鯖。。旨味が存分に引き出されかなりレアの状態での仕上がり。。

ここで焼き物登場。。琵琶湖の子持ち小鮎の塩焼きらしい。。。生まれてはじめて頂く。。もちろん頭からガブリとかぶりつく。。。日本酒をさっぱりとした別の純米酒に変えていただく。山形の茶豆と青森産の亀の手。。亀の手は磯で獲れる貝の一種。和歌山の友人にいただいて食したことがある。実にいい酒の肴である。。

煮ハマグリも火入れの加減が素晴らしい。。江戸前のようにしっかり火入れしていないのがポイント。

真鯛の握り。。この時期はまさに旬真っ盛り。。もちろん天然。

スダチの汁と皮で旨みを引き立てた剣先イカ。切れ込みがあるので食べやすさと美味しさが増す。ゆっくりとした握り方なんだけどまあ丁寧。。ご主人は30代か。。。かなり若い。。

鰻の白焼きはおくどさんで蒸し上げて握るとホクホクして皮の脂もしっとりして焼いたものとはまた違った味わい。

締めは梅酢沢庵とかつおと胡麻と大葉を入れた手巻き寿司。赤味噌汁もついてお腹いっぱい。。。

すべてコースになっていて酢のもの、お造り、焼きもの、と握りで3500円!このクオリティーでは驚愕のコストパフォーマンス。席数が少ないので近い将来予約の取れない店になることは必至。。食べたりない方は追加も出来る。。。お酒を入れて一人4500円でした。。。ごちそうさまでした・・・

大阪市北区西天満4-12-17

TEL:06-6365-8500
OPEN:17:00~24:00
CLOSE:日

寿司処 鶴と亀寿司 / 大江橋駅東梅田駅なにわ橋駅


カテゴリー 梅田/JR大阪, 西天満, 淀屋橋, 寿司 |