プノンペン

たまにいただきたくなる堺の宿院のラーメン店。 外観からも 何屋さんか分からない 「プノンペン」 カンボジアとは 関係ないのだけれど店名は 「プノンペン」 

辺鄙な場所にあるが昼間はいつも満席状態。4人掛けテーブル席3つとカウンター席が10席。

メニューはシンプルで■プノンペンそば 1,000円 ■そばなし850円 ■トッピング ・焼き豚300円 ・野菜大400円 ・そば大150円 ■焼き豚700円 ■ライス150円

そばなし、そば、肉入り、と注文する。

いつも面白いのでカウンターで調理する姿を見学する。この店では一回に5~6人前を一度に作る。まず熱したフライパンに油を敷いて醤油かその派生したものをいれる。日本酒、鶏ガラスープを入れて若いトマトのみじん切りと豚肉のバラと赤身のスライスを投入。

味の素を大量に入れ褐色の謎のゼラチン状の固形物?を少し入れる。少ししか入れない謎の固形物がかなり気になる。。コーヒーゼリーであろうか。。このあたりで袋に入った中華そば(製麺所に特注の玉子麺らしい)を湯がきだす。

フライパンにニンニクだと思うんだけど色が水色?(たぶんすり下ろしたときに酸化したのであろう)を入れて唐辛子をぶち込む。。

そのあと大量の自家栽培の杓子菜とセロリが入る。。一人前で二掴み程(かなり大量である)。ここで味見をして麺の入ったどんぶりに具とスープをフライパンからおもむろに入れて出来上がり。

麺は中細麺で柔らか目。スープは見た目よりもあっさりでピリ辛。それぞれの野菜の風味と鶏ガラ、豚のエキスが混在した複雑な味。焼き豚と言うか煮豚も秀逸。。

少し値は張るけど力がみなぎるのがよくわかる。 ここ一番の勝負(何の勝負やねん・・)の時にいいかもね。。

堺区中之町西3-2-33 最寄駅: 南海本線堺駅 駐車場: 有り(6台くらいか) 営業時間: 11:00-19:30頃 定休日: 木曜日、第3水曜日 TEL: 072-238-3287


カテゴリー 堺市, 麺料理 |

Revo

天下茶屋の超繁盛洋食店。黒毛和牛一頭買いの洋食と言うことで昼も夜も大繁盛。喫茶店のようなつくりだが昼は何回転もする。。

黒毛和牛を扱う前もよく通っていたのだが(そのころは大きな有頭海老フライが名物だったことはあまり知られていない)最近は行列に並ぶのが辛いのとせかされて食事をする空気があって足が遠のいていた。。

この日はこの店のスペシャリティの塩とんかつ980円。スープとライスつき。 いわば一見普通のとんかつに塩を掛けているだけのように見えるが豚肉への下味もしっかりと効いている。。かなりサクサクしている。。衣は固めでカリカリしている。。多分これは好みが分かれるであろう。

豚肉は結構普通。。150グラムぐらいであろうか。。しかしかなりあっさりしていてビールによく合う。ご飯にも合う。。。豚肉の旨みも大きくは主張していないが程よくいい。さすがに名物料理だけあって多くの客が同じものを注文している。

同伴者はエビクリームコロッケを所望。大人の女性の握りこぶしくらいのコロッケが二つ。これもカリカリした感じで揚げられている。少し焦げているのが残念。

一口いただくと中には大きなエビがごろりと入っていて薄いピンクがかったクリームソースに海老の味噌の風味もする。。いわゆるアメリケーヌソース系。私はこの味がとっても好物。。濃厚な風味豊かなクリームコロッケである。

お店の看板である黒毛和牛を使った食事は・黒毛和牛 ステーキランチ 2980円 ・黒毛和牛 イチボバター焼き 2980円 ・黒毛和牛 赤味鉄板焼き 2880円 ・黒毛和牛 焼肉 2980円 ・黒毛和牛 上ビーフカツ 1800円 ・黒毛和牛 ローストビーフ 1600円 ・黒毛和牛 牛スジカレー 1000円 ・黒毛和牛 カツカレー 1300円 ・黒毛和牛 サービスビーフカツ 1450円

しょっちゅう雑誌やテレビで紹介されるのでますます行列のたえないお店になってると店の中でも聞き及ぶ。

店頭には、「全員揃われてからの入店となります」とか「待ち合わせ、先に来ての場所取りとかはできません」、「後で来た人は別グループ」とかいろいろと諸注意が列記されている。少し残念な気分。

大阪府大阪市西成区岸里1-3-21

06-6652-9536


カテゴリー 岸里, 天下茶屋, 洋食 |

小好鮨

某団体の後輩と晩餐。梅田でチョイ飯の時たまに立ち寄る。予約不可の人気店なので店前で缶ビールを飲みながら30分待つ。もっと早くから並ぶおばはんのグループと世間話をしながら時間をやり過ごす。。10席ほどのかなり狭い店。お隣さんと袖触れ合う仲、すぐ背中には横引きの扉です。荷物は店舗外のロッカーに。トイレはもちろんそこらの建物のを借りる。。

トイレがしたくなるまで飲まないのが基本。。

この店はご主人とおかみさんのやり取りを見聞きしにくるのも一つの目的。夫婦ずしとも界隈で言われコの字カウンターの中が板場で、おっちゃんとおばちゃんのふたりは半歩ずつしか動けない状態で寿司を出しながら夫婦漫才をする。。

ラガービールは氷のようにいつも冷えている。 客は順番に好きなものを好きなだけ注文するスタイル。。職人歴50年以上(推定)のご主人が作り出すお寿司はどれも秀逸。

この店ではネタにちゃんずけするのがきまりとなっている。 「平目ちゃん」、「えびちゃん」、「たこちゃん。」 おばちゃんが復唱しながらメモをとる。すべておばちゃんがメモし、次ナニを何貫を握る指令をおっちゃんに伝える。おっちゃんは握りに専念。

造りの盛り合わせは中トロとカンパチ、鰹たたきと小ぶりのアワビ。。このアワビはこの店の名物で味が深くて固すぎない(北海道のエゾアワビのよう)

名物アワビの握りは殻に肝を乗せて出てきてアワビ一個が寿司2貫に変身。大きな口をあけてアワビをほおばると咥内が磯の香りで充満する。口の中がいっぱいになりしばらく会話不能状態となる。

名残の鱧は最高級の韓国産(鱧は国産よりも韓国産のほうが脂がのり骨も柔らか)梅肉をのせていただくと頭の芯が痺れる。

出張のビジネスマンや近くの総合病院の医師、中国系のお金持ちツーリストなど客層もいつもいろいろ。でも客筋はかなりいい。

巨大穴子は柔らかくトロトロと口のなかでとろけます。必ずいただく。多分足元で炙っているのだろうけどよくわからん。

好物の赤貝。。。

普段は食べないがこのお店の卵は好き。カステラのよう。

いつもだいたいお酒別でひとり4000円くらい。。

大阪市北区芝田1-3-12  06-6372-5747

→ このあと新梅田食堂街の立ち飲み洋酒酒場「北京」でウオッカとスピリタス。あてにココットで焼く名物の「エッグ」自家製「バターレーズン」でいい時間を過ごす。。 いつもマスターや常連客と話し込んでしまう。意識なくなる手前で退散する。


カテゴリー 梅田/JR大阪, 寿司 |