天六うどん

「飽きがくるほどアゲガデカイ!けつねうどん」「下品なくらいにダシが濃い!」の個性的な看板で有名な表意の店を訪問する。

隣接する豚汁の朝定食で有名な中華屋の十八番が火事になってしばらく休業してたので久しぶりの訪問。こちらは朝の5時半からやっているので朝食使いにもいい。

〜朝食〜(早朝5:30〜10:00)
■かけこみ朝食220円
・たまごかけご飯
・小うどんor小そば

■朝カレーセット300円
・ミニカレー丼
・小うどんor小そば

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巨大な看板が有名でわざわざ看板の写真を撮りに来る旅行者もいると聞き及ぶ。メニューはかけうどん220円、けつねうどん330円、カレーうどん400円。牛スジうどん450円。定食にすれば130円プラスで五目とり飯付き。

いつもはけつねうどん定食をいただくんだけどダイエットのためにうどんだけにする。料金は前金制。
注文してから30秒くらいで着丼。

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看板に偽り無しで甘くて辛くて大きくて分厚い厚揚げのような食感の揚げがドカンと鎮座。うどんとのバランスはかなり悪いけどそんなの関係ねえ。うどんは袋入りでグニャグニャでぼそぼそしたもの。揚げは2口で飽きがきた・・・

塩分はかなり高いけど特段に出汁が濃いという印象はあまりない。「ダシ多い目」は50円アップ。すじ丼も名物でうどんと組み合わせる客も多い。

しかしながら私の周りできつねうどんをけつねうどんと言っている人に出会ったことは一度もない・・・

大阪市北区天神橋7-2-13
定休日:当面の間日曜日
営業時間:5:30~23:30

天六うどんうどん / 天神橋筋六丁目駅天満駅中崎町駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 天神橋筋六丁目, 麺料理 |

どっこい処

地下鉄あびこ駅徒歩3分にある寿司店。店名が印象的なので以前訪問したところ予想以上によかったのであびこに用事があったときにたまに立ち寄る。飲食店激戦区のあびこ界隈ではかなりの気合いと根性とコスパがなければ生き残っていけない。

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いつも注文するランチのサービスメニューはサーモン、剣イカ、蛸、カンパチ、蛸梅肉軍艦巻、海老、鯛の塩昆布のせ、甘エビ、鰻、玉子焼き。

名物の熱々の玉子は超デカで食べ応え満点。その他のネタも新鮮で大きくて小さな手間がかけられている。

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これに魚のアラの赤出汁がついて税込800円はかなりのお値打ち。

この他にも1280円の上握りは
・中トロ
・天然鯛
・とろサーモン
・炙りあなご
・剣先いか
・生うに
・いくら
・赤生えび

食事し終わった後に心から満足する。なんでも安けりゃいいってわけではないけどやっぱり嬉しい・・・・

大阪市住吉区苅田7-12-28 常盤ビル1F
TEL 06-6697-5150
11:00-15:30、17:00-23:00

どっこい処寿司 / あびこ駅我孫子町駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0


カテゴリー 我孫子, 寿司 |

素料理 さとう

経営セミナーの帰りに友人のIT会社社長と女性敏腕税理士先生の3人で西中島南方のグルメシティーという地下街にある表記の店を訪問する。初めて伺うがかなりの人気店らしく2週間前の予約で20時までの時間か、20時15分スタートかの2回転制という強気のシステムをとる。

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カウンタ−8席だけの狭小な店。若いご主人と美しい着物姿の奥様が2人で切り回す。注文しないで出てきた座付きは椀もの。蓋を開けるとなにわ百景の美しい蒔絵。胡桃豆腐を揚げたものにたっぷりのフカヒレが添えられビックリ。出汁は塩分高めだけどかなり上質。最初にいきなりカウンタ−パンチをいただいた感じ。

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お造りの盛り合わせはトロ、皮を炙った金目鯛、赤貝、紋甲烏賊の4種盛りで680円(写真は2人盛り)トリュフ塩でいただく金目鯛は脂もあってかなりよかった。

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すべての客が注文する季節の八寸10種盛りは驚愕の1人前500円。(写真は3人前)
この日は三宝に盛り込まれる。(向きが反対なのは残念)驚愕の美味しさの秋刀魚のパテ、鰹炙り、煮揚げにした子芋田楽、平目の蟹味噌和え、手作りの栗の渋皮煮、鴨ロースの立田揚げ梨みぞれ掛け、柿の胡麻和え、四角豆の天ぷら、鮎唐揚げ、チーズ味噌漬けなどどれも季節感のある手のかかったものばかり。これだけでお酒が2合飲めるくらいの佳品。

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活鱧をフライにしたものはタルタルソースに柴漬けを刻んだものが敷かれる。ビジュアルも美しいしこのソースとの相性が完璧すぎる。奥様はソムリエでワインもさながら料理に合った日本酒をすすめていただける。

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焼き茄子と松茸と生ハムのサラダ。ありがちな組み合わせなんだけどワンランク上の美味しさがある。すっきりした白ワインと一緒にいただく。

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酒盗を塗り込んだ新秋刀魚の杉板焼き680円は価格以上の価値がありすぎる。杉板の香りと酒盗の旨味と秋刀魚の脂が混然として味蕾を刺激する。それを純米酒で洗い流すと言葉にならないマリアージュを感じる。

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ホタテとトリュフとニンニクの芽のかき揚げ。想像していたものをいい意味で裏切る内容。火入れも完璧でそれぞれの素材の味を深く感じることが出来る。焼いたり揚げたりするのは奥さんの担当で接客もしながら着物の袖をまくって無駄なく踊るように料理を仕上げる様は見ていて気持ちがいい。多分どこかの料理店でちゃんと修行したと思われる。

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のどぐろの塩焼きを注文するとこれもいい意味で予想を裏切る盛りつけで登場。奥さんが焼き上げたのどぐろだけど火入れは完璧。素材もハイレベル。でも価格は居酒屋並。

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〆はお抹茶にお茶菓子。お菓子は御名とその解説がイラストで書かれたものが添えられる。思わずニヤリとしてしまう心遣いが嬉しい。この他にも松茸ご飯のお釜が780円、名物の蓮根のフォワグラはさみ揚げなど財布に優しくて美味しいものが勢揃い。次月も訪問予定です。

大阪市淀川区西中島3-18-9 新大阪日大ビル B1F
電話:06-6305-1606
営業時間:17:30~24:00(日曜日は、23:00まで)
定休日:月曜日


カテゴリー 新大阪/西中島南方, 和食 |