検索結果: すし寛

すし寛 7月

奈良から来た久しぶりに会う友人と近鉄百貨店でモヒートを 飲み大好きな飛田商店街にある表記の店を訪問。ビールと共にガンガラをいただく。丹後ではニナ貝といわれ和歌山ではチャンポコと言ってたような気がする。

2013-07-25 20.18.10

楊枝で身を穿り出していただく。。磯の香もよくてどんどんはまってしまう。いきなり熱湯で湯がいたら驚いて身が縮こまってしまうので最初は海水の塩分でつけておいて油断させてから加熱していくというのを聞いたことがある。

2013-07-25 20.30.57

鰻の肝を焼いていただく。濃いタレの味が食欲をそそる。蛸の柔らか煮もいつも注文する大好物品。鰻の値段が高騰してるんでたぶん肝も品薄なんであろう。最近久しぶりに食べた。。ビールがどんどん進む。。

2013-07-25 20.34.08

この日は泳ぎの鰈を造ってもらう。水槽にはクエや巨大なアコウなどの高級魚が泳ぎまくる。当然身はコリコリ。熟成していないので旨味はまだ乗っていないが大きな肝とねぎを挟んでスダチをかけてポン酢で食せば「く?!」と意味不明の声が自然に出る。

焼酎と一緒にいただくと至福の時間を楽しめる。アコウは長崎産と徳島産と言っていた。「本日のおすすめ白身としてつぶして安く提供するのよ」と若い女将さんが言っていた。この店カジュアルなんだけどお客様に対しての接近度が素晴らしい。2回通えばもう常連。

2013-07-25 20.51.12

鰈のひれと骨は唐揚げにしてくれる。これだけ見たらわかるようにかなり大きなサイズである。新しいから嫌な臭みなども全くない。これだけで焼酎が4杯くらい飲める。結構なボリュームでかなりいいお酒のアテになる。

2013-07-25 21.15.06

続いて握ってもらう。新鮮な鯵。新しすぎてコリコリ。。旨味も充分乗っている。。店のある商店街は新世界から少し離れていてかなりのディープゾーン。一日中座って花を売っているオバサンや昼の2時くらいから営業する居酒屋と称する中国人ホステスがカウンターに立つガールズバーが乱立。普通の方はかなり違和感をもたれるはず。

2013-07-25 21.16.05

大好物の貝柱はコリコリで超巨大。この店創業60年らしく地元の方はもちろん遠方からも芸能人の方もたくさん来られる。7時くらいはいつも満席なので早い時間に行くのがおすすめ。

2013-07-25 21.19.10

ピカピカのイワシ。こういった普通のものが普通よりも美味しい。雰囲気や空気感は天満にある大衆店とよく似たものがあるが内容がぜんぜん違う。。ネタが違うとここまで寿司は変わるのかと実感出来る。

2013-07-25 21.17.14

大きな足赤海老。こればかり5皿くらい食べたいくらい旨い。。生きた海老も泳いでいて天ぷらにすると最高。毎日変わるその日のアテやおすすめの季節の食材がホワイトボードに書かれていて好きなものを好きなだけいつもいただく。

2013-07-25 21.47.42

この時期は鱧に限る。。やっぱりバカ旨。。この辺りで次の店でスペシャルスープカレーを食しにいく事となったので店を出る。

大阪市西成区太子1-15-2
06-6641-6654
15:30~24:00
月休


カテゴリー 動物園前, 寿司 |

すし寛 5月

中国から帰国。ラピートで新今宮駅下車徒歩10分。表記の寿司屋に直行する。女将さんと話をしながら数日間唐辛子に染まった口の中を寿司で洗い流す。。

ビールから始めて小たこの煮付け。。しんみりと柔らかく丁寧な仕事ぶりにいつも感心する。店の構えは飛田商店街の中にあって大衆的なんだけどネタがすこぶるいいのと最高のコストパフォーマンスにいつも大満足。

2013-05-09 21.56.27

店は地下鉄動物園前駅からが一番近く、新世界界隈よりも数倍ディープな空気が溢れている商店街を南下する。商店街には少し違和感のあるオッサンやオバハンが多数いらっしゃる緊張しながら移動しないといけない地域。

創業60年とこの前聞いたことがある。営業時間が16時と比較的早いので居酒屋使いで昼酒というパターンもいいかもしれない。高級店並の料理を大衆価格でアットホームなサービスを受けることができると言うことでお店はいつも満席。

2013-05-09 21.58.05

個人的には気の置けない友人との普段使いにぴったり。ちょっとええ寿司行くときは夕陽ケ丘の「まさる」なんだけど、この2店は何度行きまくってもまったく飽きることがない。巨大なシャコと目が合ったので所望する。大振りの身に卵がパンパンに入った最高のネタ。爪や頭の身もしっかりとしゃぶりつくす。

2013-05-09 22.05.55

ここで日本酒に変えてお造りを所望する。脂ののった天然鯛とシマアジ、甘えび、ぶっといモンゴウイカ。。モンゴウイカを久しぶりに食すが美味しいのに驚く。もっと驚いたのはこの西成ディープゾーンで造りを注文すると大きな本山葵をすりおろすところから始まること。

2013-05-09 22.15.44

鱧の握りは梅肉と甘ダレで。。大きな身なのに全く骨はあたらず。。

2013-05-09 22.22.52

活け鯵の握りは300円。とても新しいので青魚の癖は皆無なり。

2013-05-09 22.26.45

寿司以外のアテも豊富なのがこの店の特徴。メゴチ(がっちょ)の唐揚げは日本酒にぴったり。。冷や酒が進みまくる。

2013-05-09 23.03.50

水槽で泳いでいる赤足海老の天ぷら。。今まで食べた天ぷらで一番美味しいかもしれない。。海老好きの僕は大喜びの巻・・水槽には大きな鱧やあこう,オコゼなど高級魚のオンパレード。ネタケースにはキンキや金目鯛なども鎮座。。

2013-05-09 22.33.14

大好物のタイラギ貝。コリコリシャキシャキして美味なり。。

2013-05-09 22.35.53

最近価格が高騰している鰻は柔らかでホクホクした身がたまらん。。。大阪ならではのネタ。。東京ではほとんど見かけない。。。

2013-05-09 22.43.14

友人が所望したマグロ。。味はわからん・・・

2013-05-09 23.05.41

最後は赤貝で締め。。。貝の香りもよくて上質なのは一口食してわかる。友人のいる岩手の閖上は赤貝の名産地。震災後、漁は復活したのだろうか・・・・・

大阪市西成区太子1-15-2
06-6641-6654
15:30~24:00
月休

すし寛寿司 / 今池駅動物園前駅南霞町駅


カテゴリー 動物園前, 寿司 |

すし寛 2013

えべっさんの帰り友人と表記の寿司店を訪問。動物園前から新世界とは逆方向へかなり怪しい飛田本通商店街の動物園前二番館にある地元の創業60年の老舗寿司店。商店街の中でおじさんが座ってお酒を飲んでいたりおばあさんが座って一日中花を売っていたり西成で最もディープな場所の一つである。

気の置けない友人との普段使いにぴったりで驚異のコストパフォーマンスは時折感動さえ覚える。ちょっとええ寿司行くときは夕陽ケ丘の「まさる」この2店は何度行きまくっても飽きない。

まずは生ビールで乾杯。あては焼きたての出し巻き。。なかなか寿司屋でこれを出す店はない。卵は熱々のフワフワ。上にかかった煮詰めがビールによく合う。

そこからあてを頼んで飲みまくる。まずは鯛の子。大振りで美味しい。盛りつけも繊細なり。

トコブシ。。。原価で一つ130円くらいはする。。5つ入っているんで原価だけでも700円くらいか。。。いくらで売っているのかわかんない。新地だとこんな小さい器でも3000円くらいはするであろう。ショーケースの中には高級魚や高級素材を使ったあてがずらりと並ぶ。。すべて制覇したい気持ちになる。

鮮度抜群のしらさエビの炊いたの。。盛りつけの美しさも秀逸。ミソも旨過ぎ。。この頃になるとすでに満席。

伊勢産の酢牡蠣。。いろんなところで同じものを食すが鮮度と味の濃さミルキーな感じがより濃い伊勢産が私は好み。。下処理も丁寧でプリプリの仕上がり。

ここで握りを所望。。まずはヒラメ。。今が一番美味しい時期。かなり大きな天然物だった。。味は透明感があって淡白なんだけどあとで甘みが広がる。

巨大な甘エビは2匹並んで握られる。これも鮮度がよくプリプリである。。

石川産の天然ブリの握り。脂があり過ぎて醤油がのらない。でも養殖とは違う天然ブリのしっかりとした食感と上質な脂は焼酎のお湯割りと相性がドンピシャ。

大好物のたいらぎ貝。。かなり大きな上物を仕入れられておられる。

ここでヒレ酒を頂く。お正月も営業されていてずっと満席が続いているとの事。。さすが地元の名店である。。ヒレ酒もとても美味しく何杯もお代わりをしてしまう。

この店は小上がりもあって家族連れも多い。子供を連れて行くと食べやすい様に1カンを包丁で綺麗に2つに切ってくれて食べやすいサイズにしてくれる。

オレンジ色に輝く雲丹もめちゃ甘。。。ホント美味しいねえと友達の談。

巨大な子持ち昆布も秀逸なり。こういうのを食すとおめでたい感じがする。。ああお正月なり。。。

目の前にあったキンキを酒蒸しにしてもらう。新鮮なので身が爆ぜてプリプリ状態。ポン酢で食と甘々である。肝も美味しいし魚のエキスと脂のはいった煮汁がゼラチンでトロトロ。コラーゲンたっぷり状態。。。昆布の味と相まってかなり旨い。大きな鉢に入った大振りのキンキ一瞬で完食。

一匹丸々握られる煮穴子はさっと炙られて供される。。。お酒がドンドンすすむ君。

春野菜の天ぷら盛り合わせ。のびる、ふきのとう、たらの芽など。。。頭が良くなりそう。この頃になると満腹中枢神経が麻痺をしてくる。

その日のアテやおすすめの食材が産地と共にホワイトボードに書かれている。値段の表示はないが全く気にならない。職人さんは3人。先代の息子さんが奥さんと共にお店を仕切る。お母さんがいててよく賄いの粕汁やぜんざいをいただいたものである。

巨大な赤貝もいい香り。。新鮮でコリコリ。。。

友人は〆はトロ鉄火。。。とろけると言っていた

私は焼きたての鰻巻きで終いする。。この日は私だけでビールを2杯、焼酎3杯、ヒレ酒4杯で一人6000円なり。。世間相場の半額。北新地の1/4の価格なり。。

定休日は毎週月曜日、営業時間は3時半~深夜12時。。日曜日の昼酒にもぴったり。。寿司もうまいしアットホームな接遇がとても心地よい。。えべっさんの帰りにぴったり。。

大阪市西成区太子1-15-2
 06-6641-6654
 15:30~24:00
 月休


カテゴリー 動物園前, 寿司 |