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ひろせ 6月

毎月月初に献立が変わるたびに訪問する心斎橋の畳屋筋にある表記の和食店を友人と訪問。1年以上毎月欠かさず通っているけど私の口に合うせいか全く飽きない。今流行りの特別な高級食材を使う和食のお店が多い中でベーシックでかつ丁寧な仕事が光る、界隈では数少ない佳店である。

カウンター6席とテーブル席だけなので予約は必須。8000円のコースのみで苦手な食材があれば配慮もいただける。ゆうの出身のご主人は才気あふれる調理師なんだけど口数は少なく黙々と仕事をされる。その仕事一挙一動を見ながら食せるかカウンター席は劇場のよう。

座付は店主のスペシャリティーのとうもろこし豆腐。上には赤足海老と枝豆、新じゅん菜、鱧の卵があしらわれる。とうもろこしを凝縮させたような味わいの豆腐は座付にぴったり。

続いては夏河豚の白子と梅肉、大葉をあしらった春巻き。。甘くてトロトロの味わいの白子と梅の酸味がとてもよく合う。。

活鮮は今が旬の鱚に大葉を射込んだもの。脂乗りまくりのアブラメ、完璧な骨切りの鱧、粒マスタードでいただく蛸、生の北寄貝は驚く美味しさ。。皮を炙ったマナガツオ。お酒が進みまくる。。

煮物椀は柔らかく蒸しあげた穴子の献珍。。白木耳と若ごぼうがあしらわれる。。しっかりと引かれた出汁は少し濃いめだけどとても美味しい。。

焼き魚は高級魚のアコウ。脂と旨味たっぷりで甘めの玉ねぎソースとの相性もとてもいい。あしらえは2色のズッキーニとスナップエンドウ。。。

箸休めは大阪産の千両茄子。辛味の効いた山椒の餡がとても美味しい。。こういった普通のものが突き抜けた完成度がある。

肉料理は炭火で仕上げる鴨ロース。。ブルーベリーの甘酸っぱいソースでいただく。あしらえは油を塗りながらじっくりと焼き上げた極太アスパラガス。2色のミニトマトのシロップ漬けも美味しい。

食事は焼き鱧ご飯。。。ダイエット中なので私は泣きながらパスする。

新茶のアイスでフィニッシュ。。。コスパも素晴らしくて完成度の高い心の入った料理でした。。次月の予約をして店を出る。。

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大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00


カテゴリー 心斎橋/四ツ橋, 和食 |

ひろせ 5月

心斎橋の畳屋町にある表記の和食店を訪問。カウンター6席だけなのでいつも1ヶ月前から席を抑える。この日もダイエットのために麦焼酎とともに8000円のおまかせコースを所望する。

店のご主人は西心斎橋にあるミシュラン店の「ゆうの」出身で伝統的な日本料理の仕事をベースに様々な個性的で才気あふれるの料理を提供される。

座付は薄く炊き上げた鯛の子と翡翠茄子を合わせたもの。それに鯛の白子の餡がかけられる。最初からいい仕事を見せていただく。。。

続いてはアスパラガスをおかきを砕いた衣をつけて揚げたもの。カリカリのおかきとアスパラガスの瑞々しさの食感の異なりがとてもいい。あしらえはこごみに木の芽味噌を掛けたもの。。

活鮮は脂が乗りまくった鯛、大葉を射込んだ鱚、鯛の奈良漬巻き、レアに湯がかれた蛸、赤貝は粒マスタードの入った辛子味噌にて。軽く炙ったタイラギ貝とのれそれ(アナゴの稚魚)の沖漬け。。。7種類の刺身を食せる和食店はこの店くらいと思う。。。かなりのお値打ちです。。。

煮物椀はしっかりとした食い味の効いた深い味わい。屑を纏わせた鯛の身と蓬豆腐。刻まれた蕗があしらわれる。。。出汁にはかなり上質の昆布を使われていると推察される。

焼き魚は丁寧に備長炭で焼き込まれたクロムツでとてもいい上品な脂を感じる。新キャベツと蕨が添えられる。えんどう豆のソースが秀逸であっさりしていながらも魚をより美味しく感じさせる。

昨年の同じ時期にもいただいた玉ねぎ豆腐。食べるとじんわりと玉ねぎの甘さと独特の味わいを感じることができる逸品。

食事は鯛ごはん。。一口だけいただく・・・・

甘味はフルーツトマトのシロップ漬け。。今回も良質ともに大満足。コスパも素晴らしくオススメのお店です。。早めの予約必須。。。

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00

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カテゴリー 心斎橋/四ツ橋, 和食 |

ひろせ 4月

心斎橋の畳屋町にある表記の和食店を訪問。毎月献立が変わるのでそれが楽しみで欠かさず伺っている。素晴らしいコスパと丁寧な仕事ぶりで6席のカウンターはいつも満席。ダイエット中なので麦焼酎とともに8000円のお決まりコースをいただく。

座付は貝塚産の朝掘り筍の木の芽味噌掛け。この木の芽味噌がすこぶる美味しい。ホタルイカ、独活、ホワイトアスパラ、蕗が添えられる。

2品目の油物は鰆に唐墨を鋳込んで白扇粉をつけて揚げたものにおろした唐墨をかけたもの。あおさ海苔の餡とともに供される。

お造りは天然鯛とそれを昆布締めにしたもの、大葉を挟み込んだ細魚、皮付きのハリイカと北海道の雲丹、赤貝には粒マスタードが添えられる。炙ったタイラギ貝、燻製をかけた鰆と錦巻きの9品・・・

煮物椀は蓬と鯛の真薯。。蕨や新若芽が添えられていて春味満点。。

色鮮やかな黄身酢の下にはミニトマト、グリーンアスパラ、芽芋が盛り込まれる。あっさりして口直しにはぴったり。

旬の桜鱒は皮目をこんがりと炭火で焼きこんでいて身はしっとりと仕上げられて完璧な火入れ。鯛の白子のソースもとてもコク深い。こごめ、スナップエンドウ、菜種が添えられる。

筍の木の芽焼きと鴨ロース。醤油ベースのソースも秀逸。鴨もしっとりした舌触りでとても味わい深い。

少なめのご飯に揚げた桜エビとエンドウ豆。デザートは豆乳を使ったブランマンジェ(写真なし)量も質も大満足。。細やかな仕事と上質な食材を使っているのに財布にも優しい会計。。日本酒やワインの品揃えも秀逸です。

大食いの友人に誘われて数年ぶりの豚骨ラーメン・・・反省・・・

ひろせさんはゴールデンウイークも営業されているそうです。

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大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00


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