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「燕楽」 おばけ

節分の夜は京都の友人からのお呼ばれで「お化け」に参加。 おでん懐石で有名な燕楽さんがその舞台。 美味しいお酒と料理をいただきながら芸子さんの楽しい年に一度の芸を楽しませていただく。 この「おばけ」は節分の夜に出没する鬼の目をあざむいて、「福」を得るために非日常の格好をする、陰陽道的除災招福のまじないとして行われてきたと聞き及ぶ。北新地でもやっているがやっぱり京都が本家本元。やっぱ風情が違う。。。アメリカのハロウイーンの様なものか。。。(現物は知らないが・・・) tukuri11.jpg おばけが来るまでまず一献。お造りは鰤とよこわの盛り合わせ。 takiawase1.jpg 炊き合わせは揚げ餅と粟麩でこれも薄味でええ塩梅。。 toriteri1.jpg 鶏のてりやきも日本酒にぴったり。。。どんどんお酒が進む。。。。 oden1.jpg そこらにあるおでんと違ってええ出汁でしんみりと炊き上がっている。 形も崩れずさすがプロの技。。。 obakei.jpg 趣向を凝らした内容で面白おかしく抱腹絶倒の連続でした。。 一日に50件くらい廻られるようでした。。。 燕楽さんはこちら


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八坂通り 燕楽

節分の日に友人から毎年ご招待をいただく。 厄除けおばけは京都で伝わる町衆文化のひとつ 旧暦の大晦日にあたる節分に、厄除けの為に行います。 災難を振り掛ける厄や鬼達を、いつもとは違う格好をする事で 驚かして追い払ってしまおうという京都の人の粋な考えで 大阪の北新地でもされてます。 お客さんも変装するのが正式ともお聞きした 今日は知人のお店「燕楽」さん で京都ならではの粋なおでんの 会席をいただきながら節分の夜を楽しんだ。 まずは前菜でおからの焚いたんと赤こんにゃくにタコのやわらか煮 とこぶしに大豆の焚いたん、菜の花など いきなりお酒がよくすすむ。 zensai.JPG お造りはブリにかんぱち、貝柱。普通にうまい。。。 enntukuri.JPG 焼きものに鰯の丸焼き。。これぞ節分・・ iwasi.JPG この店のメインのおでんが登場 薄味だけど出汁はしっかりコクがありジュワーとしみわたる滋味は なんとも言えない。生姜天なんか最高で何杯でも酒がすすむ。。 oden.JPG そこで芸子が登場旅がらす3人娘らしい。。。 実に愉快である obake.JPG 次に鴨ロースが出てくるがこれもまた旨すぎる。 鴨自身もかなり良質であるし仕事が実に丁寧。。。。 ennkamo.JPG 仮装された芸者さんは4組くらい登場しそれぞれが 芸達者な思わず魅入ってしまうような隠し芸いろいろ披露いただく。。 obake2.JPG 最後は河豚の空揚げとうどん入りの茶わん蒸し(小田巻き)で締め リーズナブルだけど仕事は丁寧で品を感じる仕事ぶりはさすが。 いろんな使い方ができるよこのお店は。。。 ennfugu.JPG 帰りは吉田神社に厄除け参りに行って 参道の夜店でお酒をふるまっていただきながら 火炉祭を午後11時よりみる 本社の三ノ鳥居前に直径5m高さ5mもの巨大な八角柱型の火炉 には節分祭中参拝者が持参した旧い神札が積み上げられており、 浄火を点じて焼上げる。 yosida.JPG この火が天に登るときに立春が訪れるそうな。 参拝者はその炎が無病息災をもたらし新春の幸運を授けると言われるんだそうな めでたしめでたし。。。


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八坂通り 燕楽

ennraku.jpg 八坂にある友人のお店。本日は会合の後の会食で利用させていただく。 おでんを中心にした会席料理が有名。 お店は料亭のつくりで堀川牛蒡・麩・えび芋など季節の変わりおでん色々がうり。 前菜の赤こんにゃくとおからからこの店の実力がよくわかる。 おつくりは寒ぶりの薄作り。ポン酢でいただくと実にさっぱりする。 次の牛すじと大根のおでんもかなり秀逸だった 牛の味が大根にしみてすばらしい調和を感じさせる そのあとはブリの荒炊きで濃いくもなく薄くもなくで骨までしゃぶりついてしまいました トップの写真は3皿目に出てきた大根、自家製ひろうす、たまごのおでん ひろうすはマシュマロみたいにふわふわで中身はしっとり、おでんのスープを しっかりと吸い込み最高のできばえ 豚しゃぶと白菜と人参のごまソースもまさに会席料理店の繊細さ。 →写真 ennraku2.jpg   堀川ごぼうに魚のすり身を詰めて炊いたおでんもかなり美味しかった。 京都ならではの食材が盛りだくさん 締めのにゅうめんと甘味までかなりよく出来ている。 店構えは料亭なのに価格はとてもリーズナブル。 これは当然繁盛するわ・・との友人の声 当日は節分の前日で市内ではお化けの行事が行われている 北新地の飲み屋でもやっているが発祥はやっぱり京都花町らしい 私たちの席にもたくさんの仮装をした芸子さんがやってきて かくし芸を披露していただいた。 obake.jpg 節分は立春の前日でそれまで秋・冬をまもる神様から、春・夏の神様へとバトンタッチする日らしい。 神様達があわただしくバトン交換しているスキを狙って、悪事をはたらく悪霊が 人間たちに悪さをしようと襲ってくるらしい。(そんな経験してみたいのだけど・・) そんな時に、京都の町衆たちが考えた、色々なものに扮装して、厄(鬼)を逆にビックリさせて 追い払ってしまおうという対抗策が『おばけ』なんだそうです。 いわゆる仮装パーティのようなものなんですが京都ではお客さんも 変装するのが一般的らしい。 京都の伝統行事を美味しいおでんをいただきながら至福の時間をすごしました。 お店の詳しい情報はこちら↓ http://www.zuzu.jp/


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